スティング~音楽サークルSEA SPARROWS東京
スティング
スティング(vo,b)は1951年、イギリスのニューキャッスルに生まれた。大学中退後いくつかのバンドに参加し、74年自己のバンド、ラスト・エグズィットを結成。76年にスチュワート・コープランド(ds)と出会い、ポリスを結成する。その後アンディ・サマーズ(g)を加えたトリオに落ち着いたポリスは、78年、シングル「ロクサーヌ」でメジャー・デビュー。続く「キャント・スタンド・ルージング・ユー」とともにヒットさせ、パンク・バンドのイメージから脱皮、アルバム『アウトランドス・ダムール』を発表する。79年には「孤独のメッセージ」、セカンド・アルバム『白いレガッタ』、「ウォーキン・オン・ザ・ムーン」が全英No.1を獲得。またスティングが出演した映画『四重人格』も公開され、イギリスばかりか世界へとその勢いを広めていった。80年、ワールド・ツアーの後、『ゼニヤッタ・モンダッタ』をリリース。レゲエなど様々な要素を巧みに取り入れたこのアルバムは、シングル「ドゥドゥドウ・デ・ダダダ」とともに、全英全米でトップ10に入る大ヒットとなり、81年のグラミー賞の最優秀ロック・グループを受賞する。この年には『ゴースト・イン・ザ・マシーン』を発表するが、スティングのテレビや映画への出演をはじめ、メンバこ一個々の活動が目立った。ポリスとしては81年のツアーの後、スティング主演の映画『Brmstone&Treacle,』のサウンドトラックのために2曲を録音。83年には傑作『シンクロニシティー』をリリース。このアル。・バムからは「見つめていたい」「シンクロニシティー」「キング・オブ・ペイン」など多くのヒットが生まれ、84年のグラミー賞で最優秀ソングど最優秀ホップ・グループを受賞した。しかし、このころからスティングはソロ活動に積極的になり、『砂の惑星』など数々の映画に出演。85年にはニューヨークのクラブ、リッツに若手ジャズ・ミュージシャンを率いて出演し、そのメンバーで『ブルー・タートルの夢』を発表、ツアーも行った。86年、そのツアーのライヴ・アルバム『ブリンク・オン・ザ・ナイト』を発表。一方でベスト・アルバム『ポリス・ザ・シングルス』をリリース、新録音の「高校教師’86」が大ヒットしてー時的にポリスが復活するが、結局これがバンドとしての最後の活動となった。ソロとなったスティングは87年に入って『ナッシング・ライク・ザ・サン』をリリース。「ウィル・ビー・トゥギャザー」「イングリッシュマン・イン・二ユーヨーク」などのヒットを放つ。その後、ブロードウェイの舞台に立つものの、成功とはいえない結果に終わる。91年には父親の死をモチーフとした内省的なアルバム『ソウル・ゲージ』を発表。シンプルなステージ構成のワールド・ツアーも行っている。『ブルー・タートルの夢』は、スティングが自分のグループを率いて作り上げた初めてのソロ・アルハcム。プランフォード・マルサリス(sax)、ケニー・カークランド(key)、グリル・ジョーンズ(b)、オマー・ハキム(ds)といった、イキのいい若手ジャズ・ミュージシャンを起用して、ポリスとはひと味違った完成度の高いサウンドを展開している。つくづく真面目な人だなあと思う。真摯に、クールに、深い深い音の世界へと分け入っていく集中力には感服する。ポリス時代の火花散るぶつかり合いもすごかったしー見まろやかな中にえも言われぬ緊張感がみなぎる本盤もすごい。もうちょっと笑える要素があってもいいのに……とか、お調子者のぼくはつい思ってしまいますが、それをこの人に要求すること自体お門違いか。こわいくらい完成度の高い世界を作り上げる人です。
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