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ポール・マッカートニー~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ポール・マッカートニー

最もレコードを売ったソングライターノアーティスドとしてあのギネス・ブックに認定された不世出のメロディ・メイカー、ジェームズ・ポール・マッカートニー(1942年6月18日生)。彼のソロ活動は、ビートルズ解散直前の70年4月に発表した初のソロ・アルバム『ポール・マッカートニー』(全英2位、全米1位)で始まった。妻リングを傍らに、たったひとりで制作したこの作品で彼は新たなる旅立ちを全世界に発信したのだった。ビートルズ解散後、初ソロ・シングル「アナザー・デイノオー・ウーマン・オー・ホワイ」(71年2月英2位、米5位)や2作目『ラム』(5月英1位、米2位)を成功させたポールだったがバンド活動への思いは絶てず、元ムーディ・ブルースのデニー・レイン(g)、デュー・シーウェル(ds)にリング(key)を加えた布陣で71年8月ウイングスを結成。11月発表の『ワイルド・ライフ』(英11位、米10位)は批評家に酷評されるが、名曲「マイ・ラウ!」(英9位、米1位)を含む73年5月発表作『レッド・ローズ・スピードウェイ』(英5位、米1位)や映画『007/死ぬのは奴らだ』のテーマ曲(6月英9位、米2位で人気を博し、その後、ポールとリング、デニー・レインのトリオで73年11月、傑作『バンド・オン・ザ・ラン』(英米1位)を発表。タイトル曲(英米1位)や「ジェット」(英米7位)ともども大ヒットさせ人気を不動のものとした。新メンバーを加え、75年6月に発表した『ヴィーナス・アンド・マース』(英米1位)から「あの娘におせっかい」(英6位、米1位)などをヒットさせ、初のワールド・ツアーも大成功。ツアー中に発表した『スピード・オブ・サウンド』(英2位、米1位)から「心のラヴ・ソング」(英2位、米1位と「幸せのノック」(英2位、米3位)を、また77年には先の全米ツアーの模様を収めた3枚組ライヴ盤『ウイングスU.S.A.ライヴ!』(英8位、米1位)をヒットさせ絶頂を極めた。それ以後も、記録破りな売り上げをイギリスで記録した「夢の旅人」をはじめ数々のシングルをヒットさせ、78年の『ロンドン・タウン』(英4位、米2位)や79年の『バック・トウ・ジ・エックミ』(英6位、米8位)などの佳作を発表した。が、日本公演のために来日したポールはマリファナ所持で80年1月16日逮捕され、日本のファンを落胆させた。80年6月、9年ぶりのソロ作『マッカートニー』(英1位、米3位)を発表。翌年4月にウイングスを解散、スティーヴィー・ワンタダーとのデュオ「エヴォニー&アイヴォリー」(英米1位)を含む82年5月の『タッグ・オブ・ウォー』(英15位、米10位)を手始めに意欲的なソロ活動を再開した。84年6月、主演映画『ヤア!ブロード・ストリート』のサントラ盤でビートルズ時代の6曲をリメイク。90年3月には遂に東京ドーム6回の来日公演を実現させた。93年2月には『オフ・ザ・グラウンド』発表。ビートルズ再結成の気配ある昨今だ。『ウイングス…』は初のワールド・ツアー(75年9月~76年10月)の一環として76年5月から行われた、ポールにとって10年ぶりの全米ツアーの模様を収めた圧巻の一大ロック絵巻。3枚組にもかかわらず全米NO1を記録した、ウイングスの全盛期を象徴する傑作、日本のファンはこれを聴いて寂しさを紛らわした。ポールは本当にバンドが好きなのだ。70年、他のメンバーに先駆けてビートルズ脱退宣言をしたポールだけに誤解されているようだ、ビートルズ末期、最後までビートルズを立て直そうと努力していたのはポールだった。映画『レッド・イット・ビー』を見ても明らかだ。解散後さっそくニュー・グループ、ウイングスを結成したのもその証拠。そんなポールの魅力を聞くには、やはりバンドがもっともバンドらしさを発揮できるライヴ盤がいい。
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