音楽サークルSEA SPARROWS東京

ドアーズ~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ドアーズ

セックス・シンボルとして後世にその名を残すジム・モリソンのエネルギッシュなステージンクと独自のサウンドでロサンゼルス(L.A.)のウイスキー・ア・ゴー・ゴーで人気のあったドアーズは、1966年末、エレクトラ・レコードと契約する。当時、ウェスト・コーストでの人気グループはサンフランシスコに集中していたが、ドアーズはL.A.から登場した。1943年12月8日、フロリ列・卜|メルボルン生まれのジム・モリソンは、64年にL.A.のUCLA演劇学科に入学。そこで、キーボード・プレイヤーのレイ・マンザレク(35年2月12日生)、ドラムス担当のジョン・デンズモア(45年12月1日生)、そして、ギタリストのロビー・クリーガー[4]弃1月8日生)と知り合いグループを誕生させる。67年l』月、アルバム『ハ一卜に火をつけて』とシングル「ブレーク・オン・スルー」でデビュー。7月には、3週連続全米No.1に輝いたセカンド・シングル「ハートに火をつけて」によって、アルバムも最高2位を記録する。さらに10月にはシングル「まぽろしの世界」、11月に同名のアルバムを発表し、全米最高3位になる。カf、12月のコンサートでは、警察官へのジムの過剰な挑発により、ステージ上で前代未聞の逮捕劇が起きてしまう。翌68年8月には、初めてベース・ギタリストを起用したホップ・チューン「ハロー・アイ・ラヴ・ユー」がまたもやNo.1となる。アルバム『太陽を待ちながら』もNO1に輝き、ジムの詩集(AnAmercanPrayer)出版などでグループの勢いも及弥こ達するが、このころから過度のフラストレーションでジムはアルコール、ドラッグ、そしてセックスへ逃避していく。69年2月には、ジムの悩みをよそに、さらにホップな「タッチ・ミー」がヒットするが、3月のマイアミでのステージ上で、酔った勢いで行ったジムのマスターベーション事件以来、ドアーズは窮地に追い込まれた。その後、ジム・モリソンはコンサートやアルバムのリリースなど音楽活動は続けたものの、ホップ・スターとして生きるよりも詩人としてパリに創作の場を求めた。しかし71年7月3日、パリのアパートのバスルームで心臓発作のため、強烈な個性を輝かせながら27歳で逝ってしまった。発見者であり、彼の最愛の妻であったパメラもすでにこの世を去っている。ジムを失ったドアーズは、その後トリオで再出発したが、72年12月に解散した。67年にリリースされた彼らのデビュー・アルバム『ハートに火をつけて』(全米最高2位)は、地元L.A.はもとより全米中にドアーズの名前を一躍知らしめた。デビュー・シングル「ブレーク・オン・スルー」から全米No.1に輝いた「ハートに火をつけて」、そして、かなり難解な詩であり、父親を殺し、母親とセックスがしたいと叫ぶジムの世界にショックを受ける「ジ・エンド」までアルバムに収録された11曲には、終始ジム・モリソンの強烈かつ個性的なヴォーカルが、セクシーにスケール感豊かに響く。アルバム全体にフィーチュアされているオルガンのユニークなサウンドも、ジムのヴォーカルとともに斬新で、グループの人気に貢献した。彼らの代表作だ。本盤が出た67年といえば、ビートルズがコンセプト・アルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・パーツ・クラブ・バンド』をリリースした年。この『サージェント…』と、本盤と。この2枚のアルバムが、50年代以来続いていたシングル主導時代に終止符を打ち、ホップ・シーンはいよいよアルバム主導時代へと突入した。ホップ・ミュージックをアートとして世間に認知させるのに重要な役割を果たした1枚だ。
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