音楽サークルSEA SPARROWS東京

サンタナ~音楽サークルSEA SPARROWS東京

サンタナ

躍動的なラテン・ビートに乗って歌う泣ぎのギター、これがサンタナの最大の魅力である。カルロス・サンタナは1947年7月20日、メキシコのオウトランに生まれた。5歳からヴァイオリンを始め、14歳でギターを手にし、ブルースにのめり込んでいくようになる。62年に彼は家族と共にサンフランシスコに移り、66年に自己のグループ、サンタナ・ブルース・バンドを結成。そして67年にフィルモアに出演していたところをオーナーのビル・グラハムに見い出さ扎サンタナとグループ名を変え、サウンドもよりラテン色の強いものへと移行していく。当時のメンバーにはグレッグ・ロウリー(key)、マイケル・シュリーヴ(ds)、ホセ・チュピート・アリアス(per)らがいた。そして69年、ウッドストックに出演し、無名の新人ながら大絶賛を浴び、同年『サンタナ』でレコード・デビュー。このアルバムは100万枚を売り上げ、108週もチャート・インするというヒット作となり、彼らはラテン・ロックの旗手として一躍注目を集めるようになっていった。その後も『天の守護神』(70年)、『サンタナ』(71年)と立て続けにヒット作をリリースするが前後して大幅なメンバー・チェンジを行い、よりセッション色の強いグループになっていく。またこのころ彼は東洋哲学に傾倒し、インドの導師スリ・チンモイに師事し、ディヴァディッブの名を授かる。これがその後の彼の音楽性に大きな影響を与えるようになる。当時同じくスリ・チンモイに師事していたギタリスト、ジョン・マクラフリンとのジョイント・アルバム『魂の兄弟達』は大きな話題を呼んだ。72年に発表した『キャラバン・サライ』ではよりジャズ的なアプローチも見られるようになっていった。その後73年には社会現象にもなった伝説の初来日公演、76年にはサンタナ最大のヒット曲ともいうべき「哀愁のヨーロッパ」(『アミーゴ』に収録)のリリースと、よりビッグなグループヘとのし上がっていった。その後もサンタナとして『ジー・パップ』(81年)、『シャンゴ』(82年)といったヒット作をリリースする一方で、カルロス自身も『ハバナ・ムーン』(83年)、『サルヴァドールにブルースを』(87年)などといったソロ・アルバムを発表、またマイルス・デイヴィスをはじめとするジャズ・フィールドのミュージシャン達とも共演を果たすなど、より幅広い活動を展開している。『天の守護神』は70年に発表された、サンタナのセカンド・アルバムであり、初期の代表作。「ブラック・マジック・ウーマン」(全米4位、オリジナルはフリートウッド・マック)、「ぼくのリズムを聞いとくれ」(同13位、オリジナルはディト・プエンテ)という2曲のヒット曲を生み出し、アルバムも6週連続全米NO1を記録するという大ヒット作になった。躍動的なラテンのリズムと、まるで歌っているかのようなサンタナのギターとの融合が、独自の世界を作り出している。グレッグ・ロウリー、マイク・シュリーヴらの力演も見逃せない。またサンタナの泣きのギターがタップリとフィーチュアされた「君に捧げるサンバ」もファンの間では人気が高い。束洋哲学にかぶれて以降のカルロス・サンタナは、なんだか脂抜きされちゃったみたいで、つまんない。やっぱりサンタナはこれです。このアルバムで聞ける超えぐい持ち1味。こいつを炸裂させてくれなきや。けっしてうまいギタリストじゃないけれど、えぐい音質でえぐいフレーズをぎゅいぎゅいキメてこそラテン・ロックの王者だ。腰がくだけます。
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