音楽サークルSEA SPARROWS東京

70年代から80年代のロックシーン~音楽サークルSEA SPARROWS東京

70年代から80年代のロックシーン

70年代前半のシンガー・ソングライター・ブームと並行するように、アメリカではカントリー・ロックが台頭してきた。CCRやザ・バンドがアメリカ南部のロックン・ロール、カントリー、ゴスペルなどの伝統的音楽を掘り起こし、デラニー&ポニー、レオン・ラッセル。オールマン・ブラザーズ・バンドら南部出身のバンドによるアーシーなスワンプ・口ック、サザン・ロック″が注目を集めるようになった。ゆったりと穏やかな、しかし力強い南部のイメージばレイド・バック″と称され。その流れはドゥービー・ブラザーズやリトル・フィートへとつながっていく。70年代半ばになると、様々な音楽の要素がクロスオーヴァーして、適度に刺激的で耳あたりのいい音楽が大量に生まれるようになった。中でもボズ・スキャッグスはソウルの滑らかなリズムを取り入れて人気を博じAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)という言葉を普及させた。こうしたロックのソフト化、エンターテインメント化の流れの中で、ビリー・ジョエル、スティーリー・ダン、スティーヴィー・ワンダー、EW&Fらが白人黒人を問わず幅広い人気を集めるようになっていった。こうした流れに対して、75年にはブルース・スプリングスティーンが『明日なき暴走』でストリート・ロックン・ロールの熱い炎を燃え上がらせ、イーグルスが「1969年以来、スピリットは切らしている」と歌った76年あたりからニューヨークのクラブ・シーンでは゛パンク・ロック″が産声を上げ始めていた。パティ・スミス、ラモーンズ、ブロンディ、トーキング・ヘッズらが毎夜クラブで熱いギグを繰り広げ、レコードが次々とリリースされていった。そんな彼らのサウンドに敏感に反応したのがイギリスの若者達だった。当時イギリスでは、ブリティッシュ・ロックのメインストリームを継承したクイーンが世界的な人気を誇ってはいたが、慢性的な不況からくる失業問題でストリートに鬱積するフラストレーションはピークに達していた。そんな閉塞状況を突破する起爆剤となったのが、セックス・ピストルズである。ニューヨーク・ドールズの元マネージャーでロンドンのキングス・ロードでブティックを経営していたマルコム・マクラレンが仕掛けたピストルズは、自分達の置かれている現実、心情をストレートなサウンドに乗せて吠えまくり、そのときからロンドンの街角には破れたTシャツを安全ピンで飾り、髪をツンツンに立てた若者達があふれかえったのだった。その後もクラッシュ、ストラングラーズ、ダムド、ジャムなどが続出し、パンクはまたたく間にイギリスのロック・シーンの主流となったのである。ムーヴメントとしては2年ほどで肖滅するが、パンクの流れはその後゛ニュー・ウェイヴ″に発展し、80年代に入るとインディ・レーベルの台頭もあって、その音楽性ばツー・トーンやニュー・ロマンディックス、エレクトロ・ホップなどといった多種多様なグループに細分化していった。80年代前半のアメリカのロック・シーンは、MTVの全国的な普及に伴い、ヴァン・ヘイレンやホール&オーツら、いくつかの例外はあるものの、デュラン・デュラン、カルチャー・クラブ、ポリス、ヒューマン・リーグ、ユーリズミックス、ワム!といった、ヴィジュアルに優れ、適炭にモダンで踊れるサウンドのイギリスのバンド勢が席捲した。いわゆる第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンである。これに対抗するかのように、アメリカ勢からはマドンナやシンディ・ローパー、マイケル・ジャクソン、プリンスといっだ超″がつくスーパースターが生み出されていった。
エルヴィスプレスリー
ジェイムス・ブラウン
ビートルズ
ビーチボーイズ
ジミ・ヘンドリックス
ボブ・ディラン
スライ&ザ・ファミリー・ストーン
フィル・スペクター
レッド・ツェッペリン
カーティスメイフィールド
アニマルズ
チャック・ベリー
レイ・チャールズ
サム・クック
ザ・フォー・シーズンズ
バディ・ホリー
リトル・リチャード
ザ・ローリング・ストーンズ
ロックンロールについて
ザ・バンド
ジェフ・ベック
ビー・ジーズ
デビット・ボーイ
ザ・バーズ
カーペンターズ
シカゴ
エリック・クラプトン
グリーテンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング
ドゥービー・ブラザーズ
ドアーズ
イーグルス
マーヴィン・ゲイ
グランド・ファンク・レイルロード
ジェファンソン・エアプレイン
エルトン・ジョン
ジェニス・ジョプリン
キャロル・キング
キング・クリムゾン
ザ・キングス
ジョニ・ミッチェル
ヴァン・モリソン
ニルソン
ピンク・フロイド
ラスカルズ
オーティス・レディング
ルー・リード
スモーキー・ロビンソン
トッド・ラングレイ
サンタナ
サイモン&ガーファンクル
Tレックス
ジェイムス・テイラー
タワー・オブパワー
ザ・ベンチャーズ
ザ・フー
スティーヴィー・ワンダー
フランク・ザッパ
ロックの黄金時代
ザ・クラッシュ
ジョージクリントン
フィル・コリンズ
カルチャー・クラブ
アース・ウインド&ファイアー
ダリル・ホール&ジョン・オーツ
ガイルズ・バンド
マイケル・ジャクソン
ビリー・ジョエル
キッス
ジョン・レノン
リトル・フィート
マドンナ
ボブ・マーリィ
ポール・マッカートニー
クイーン
ロキシー・ミュージック
レオン・ラッセル
ボズ・スギャッグス
セックス・ピストルズ
ブルース・スプリングスティーン
スティーリー・ダン
トーキング・ヘッズ
ヴァン・ヘイレン
ワム!
70年代から80年代のロックシーン
ベイビーフェイス
ボン・ジョヴィ
エルヴィス・コステロ
ピーター・ガブリエル
ガンズ・アンド・ローゼズ
ガイ
ジェフ・リン
メタリカ
ニルヴァーナ
プリンス
パブリック・エナミー
RUN-D.M.C
スティング
ザ・タイム
U2
スティーヴ・ウィンウッド
ニール・ヤング
ZZトップ
80年代から90年代のロックシーン