音楽サークルSEA SPARROWS東京

ジョージクリントン~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ジョージクリントン

今やブラック・ミュージックの主流スタイルのひとつとなっだP・ファンク。粘つこいファンク・ビートを前面に出し、バンドがひとつのうねりを作り出すこのP・ファンク・サウンドの創始者がジョージ・クリントンだ。そういう意味では彼はスライ・ストーン、ジェイムス・ブラウン、ジミ・ヘンドリックスらと共に、ブラック・ミュージック史上に残る偉大なるクリエイターのひとりといえる。ジョージ・クリントンは1940年7月22日にオハイオ州ブレインフィールドに生まれている。彼の音楽キャリアはストリートでドゥー・ワップを歌うことから始まった。55年に彼はパーラメンツというドゥー・ワップ・グループを結成し、56年に「プア・ウィリー」という曲でデビューを飾る。59年に彼らはデトロイトに移り、モータウン・レコードでコーラスなどの仕事をする一方で、クリントンはプロデューサー・ソングライターとして慟くようになる。パーラメンツは67年にレヴィロット・レコードから「テスティファイ」というトップ20ヒットも出すが、クリントンの音楽性が確立するのは60年代も終わりに近づいたころだった。69年にクリントンは契約の関係もありパーラメント、ファンカデリックというふたつのユニットを結成し、同じようなサウンドを複数のグループで表現する、という手法をとった。当時はスライ&ザ・ファミリー・ストーンやジミ・ヘンドリックスらから影響を受けたロックサウンドを展開していたが、70年代に入りよりファンク的なサウンドに向かっていった。そして75年の『マザ・-シップ・コネクション』で初めて「P・ファンク」という曲が登場し、これが彼のP・ファンク宣言となった。その後、彼のファミリーはさらに増殖を始め、パーラメントノファンカデリックはもちろん、ブーツィーズ・ラバー・バンド、ザ・ブライス・オブ・フランケンシュタインなどといった様々なフォーマットでP・ファンク王国を築いていった。そしてそれとともにブラック・コミュニティでの人気は絶大なものになっていった。だがそんな王国も80年代に入ってからは、いくぶんパワー・ダウンし、クリントン自身もプロデュースなどを中心に活動していたが、80年代後半のハウス・ミュージック・ムーヴメントのお陰で再評価を受けつつある。『PARLLAMENTLVE』は77年1月のロサンゼルスおよびオークランドでのパーラメントのライヴの模様を収めたもの。ブ一ツイー・コリンズ、バーニー・ウォーレル、ホーニー・ホーンズら、ベスト・メンバーによる白熱のステージ・パフォーマンスが収録されている。p・ファンク」「マザ-シップ・コネクション」をはじめとする代表曲が、大迫力と強烈なグルーヴで演奏される。これでもかこれでもかと、しつこく迫ってくるグルーヴは圧巻だ。バンドと一緒に大合唱する客席の熱狂ぶりもすごい。ブラック・ミュージック史上に残る、昇天狂乱のライヴ・アルバムだ。もう低俗も低俗。下世話で、不埒で、猥雑で、乱暴で。しかし、だからこそ超パワフル。超ファンキー。いかがわしさがピークを通り越してすでに聖なる領域にまで達しているかのような、パラドックスに満ちた力強い、混沌がここにはある。この混沌へと身を投じ、えもいわれぬ陶酔感を味わえるようになったら、もう後戻りはきかない。ファンクの泥沼にずぶずぶ。
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