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デビット・ボーイ~音楽サークルSEA SPARROWS東京

デビット・ボーイ

デヴィッド・ボウイがこの世に生を授かったのは1947年、ロンドンのブリクストンでだった。家庭的には恵まれない子供時代を過ごし、ハイスクールでも問題児だった。ビートニクスに傾倒し学校をドロップ・アウトした彼は、知り合ったミュージシャンとバンドを組み、64年プロ・デビューを果たす。が、ぱっとせず、バンドは解散。その後もいくつかバンドを結成しレコードを出すヒットに恵まれず解散を繰り返していた。そんな失意のときに巡り会ったの力ヽ‘、世界的なダンサーであるリンゼイ・ケンプだった。舞台への情熱をかきたてられたボウイは彼のもとでレッスンを受け、67年末から数々の舞台に出演するようになった。また、69年には用の実験映画にも参加し、このフィルムのために久々に新曲「スペース・オディテイ」(スタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」に触発されたという)を書き上げた。この曲は7月にシングルとしてリリースされ、イギリスでヒットした。70年代に入ると、これまでの不当な評価を一気に覆すかのように、『世界を売った男』、『バンキー・トリー』(ともに71年)ど未来派サウンド指向のアルバムを相次いでリリース、「ぼくはバイ・セクシュアルだ」というショッキングな発言や、その両性具有的な美しさで、世界的な注目を浴びるようになった。翌72年には初期の最大傑作『ジギー・スターダスト』をリリース、グラム・ロックのヒーローとしてT・レックスのマーク・ボランらと共にシーンを牽引し、ロック・スターの座についたのだった。その後も大ヒット・ナンバー「シーン・ジニー」を含む『アラジン・セイン』やジョージ・オーウェルの小説に題材をとった『ダイアモンドの犬』など完成度の高いアルバムを次々と発表。初のライヴ・アルバム『デヴィッド・ボウイ・ライヴ(74年)ではアメリカン・サウンド志向を打ち出し、翌年ジヨン・レノンを迎えて制作した『ヤング・アメリカン』からは「フェイム」を全米チャートNOパ囗こ送った。だが、常に変化を求めるボウイは、ブライアン・イーノ、ロバート・フリップら多彩なゲストを迎えて制作した『ロウ』『英雄夢語り(ヒーローズ)』(ともに77年)でシンセサイザーを多用する80年型サウンドを提唱した。その後、シンプルでストレートなサウンドに回帰した『ロジャー(間借人)』(79年)や『スケアリー・モンスターズ』(80年)を発表する一方で、ブロードウェイで『エレフアントマン』や大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』に出演するなど、俳優としても活躍した。83年にはホップ感覚あふれる『レッツ・ダンス』をリリース、タイトル曲や「チャイナ・ガール」が空前の大ヒットとなり、スーパースターの名を欲しいままにした。最近はテイン・マシーンを結成してバンド・サウンドを追求する一方で、93年には久々にソロ・アルバム『ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ』を発表、常にひとつの形にとらわれない意欲的な活動を続けている。ボウイの未来派サウンドを最も大きく花咲かせたのがこの『ジギー・スターダスト』だろう。70年代前半のロック・シーンにロンドンを箟邨こして徒花のように咲きほこったグラム・ロックの代表作である。メタリックさとスムーズさを両立させたハード・ロック・サウンドに、ヴェルヴェット・アンターグラウンドふうの頽廃をまぶし、キャッチ一に仕立てあげた手腕は見事。
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