音楽サークルSEA SPARROWS東京

ボン・ジョヴィ~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ボン・ジョヴィ

ヘヴィ・メタル/ハード・ロックの枠を超えたハツラツとしたロック・サウンドで、全世界(特に日本)のティーン層を中心に爆発的な人気を得たボン・ジョヴィ。その人気の秘密は、バンドの強い結束力と驚異的なツアー・スケジュールをこなすハード・ワークにあった。ボン・ジョヴィの歴史は、ジョン・ボン・ジョヴィ(vo)を中心にアメリカ東海岸のニュージャージー州で結成されたジョン・ボン・ジョヴィ&ワイルド・ワンズから始まる。82年から現メンバーのデイヴィッド・ブライアン(key)と共に、デモ・テープを持ってカリフォルニアに売り込みに行くなど、精力的な活動を開始。83年、スキャンダルのオープニング・アクトの座を射止め、それを機にマーキュリー・レーベルとの契約に成功する。それと同時に、リッチー・サンボラ(g)、アレック・サッチ(b)、ティコ・トーレス(ds)の現メンバーを加え、バンド名を正式にボン・ジョヴィとした。84年3月、デビュー・アルバム『夜明けのランナウェイ』(全米43位)を発表。本国アメリカよりも日本で評価され、8月には早くも初来日を果たす。翌85年3月に2作目『7800ファーレンハイト』(同37位)を発表し、日本から始まったワールド・ツアーを成功させる。しかし、本当の意味での成功は86年に訪れた。3作目の『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』がハ-ド・ロック系としては新記録の9週連続全米No.1に輝き、アメリカだけで800万枚(全世界で1400万枚)を売り上げる大ヒットとなったのだ。「禁じられた愛」「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」(ともに全米1位)の大ヒット・シングルを含むこの作品の成功は、16か月以上の過酷なツアーの産物であった。前作でロック・シーンの頂点に立った彼らの勢いは止まらず、88年秋の4作目『ニュー・ジャージー』とそこからのシングル2曲「バッド・メディシン」「アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー」が再び全米NO1を獲得する。しかし、約17か月、237回に及んだワールド・ツアー終了後、燃え尽きてしまった彼らは分裂状態に陥ってしまう。解散説が飛びかう状況のなか、90年にはジョンのファースト・ソロ・アルバム『プレイス・オブ・グローリー』がリリースされたので、解散の噂はより真実味を増していった。しかし、90年の大晦日、世界中のファンが注目するなか、彼らの久しぶりのコンサートが東京ドームで実現する。その後再びバンドは分裂してしまい、解散は必至か、と思われた。そんなファンの不安を吹き飛ばすかのように92年秋に発表されたのが通算5枚目の復活作『キープ・ザ・フェイス』だった。デビュー以来、その歩みを止めることなくバンド活動をし続けたボン・ジョヴイにとって、ニュー・ジャージー・ツアー後の休息は自分たちを見直す良いチャンスであった。復活作ともいえるこの『キープ・ザ・フェイス』は彼らの歴史の第2幕をスタートさせるのにふさわしい傑作である。大ヒットした前2作でのプロデューサー、ブルース・フェアバーンに代えてボブ・ロックを迎え、コンテンポラリーなビート感を持ったアルバム・タイトル曲に代表されるような現代的な作品集に仕上げている。解散の危機を超え、それぞれのソロ活動の成果なども盛り込みつつ成長ぶりを盤面に刻み込んだ1枚だ。かげりを帯びた表現にも磨きがかかった。完成度は高い。こういうやつらが元気でいてくれると、まだまだアメリカン・ロック魂も捨てたもんじゃないと思えてうれしい。前作『ニュー・ジャージー』で、えぐさ満点のソングライター、デズモンド・チャイルドらと共に作り上げたゴリ押しロックの世界も大好きだ。
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