音楽サークルSEA SPARROWS東京

プリンス~音楽サークルSEA SPARROWS東京

プリンス

自己のレーベル、ペイズリー・バークを所有し、映画製作、新人の発掘、他アーティストへの曲提供などの活躍や、自らのサウンド創りやライヴ・パフォーマンスに妥協しないその姿勢からミュージシャンズ・ミュージシャンとして尊敬されるサウンド・イノヴェイター。そのスキャンダラスな人生は、彼の父が自己のジャズ・バンド、プリンス・ロジャー・トリオから命名しだプリンスという名を受けた瞬間に運命づけられたのかもしれない。23の楽器をこなす天才プリンス・ロジャー・ネルソンは1958年6月7日、ミネソタ州ミネアポリスに生まれた。ジャンベーンというローカル・バンドで活動した後、当時としては破格の100万ドルでワーナー・ブラザーズと契約。78年のデビュー・アルバム『フォー・ユー』でプロデュース、アレンジ、作曲、演奏のすべてをこなし、その楽曲の良質さともども音楽通の間で大きな話題となる。翌年、『愛のペガサス』から「アイ・ウォナ・ビー・ユア・ラヴァー」(全米ホップ・チャート1位、ソウル・チャート1位)が大ヒット。この時点でヒット曲創りのコツを得た彼はさらなる創造的挑戦として80年に問題作『ダーティ・マインド』を発表、その過激なロック・サウンドとセクシャルな詞がアンダーグラウンドで反響を呼び、カルト的ヒーローとなる。82年、「リトル・レッド・コルヴェット」(同ホップ6位)などを含む初の2枚組『1999』が音楽シーンを席捲し、プリンス時代の幕が開く。全世界で1800万枚を売り上げた84年のサントラ盤『パープル・レイン』は24週連続全米No.1に輝き、「ピートに抱かれて」(同1位)、「レッヅ・ゴー・クレイジー」(同1位)、「パープル・レイン」(同2位)などの大ヒット曲を生んだ。また、プリンス・ファミリーで製作し、自ら主演した自叙伝的同名映画も興行チャートNo.1を記録した。商業的成功のピークを迎えた彼は、その後も意欲的に新境地を開拓し、85年に発表した自己レーベルからの第1彈『アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ』(全米1位)からはラズベリー・パーク」(同2位)「ホップ・ライフ」(同7位)などのホップ曲をヒットさせ、翌86年には初監督映画『アンダー・ザ・チェリー・ムーン』のサントラ盤『パレード』を発表。ソウルフルな名曲「キッス」を全米ホップ・チャートNO1とし、初来日する。長らく活動を共にしたザ・レヴォリューションを解散し、ひとりで制作した87年の作『サイン・オブ・ザ・タイムス』でファンク色を濃くした彼は、新バンドと共に翌年『LOVESEXY』を発表。89年には映画『バットマン』のサントラ盤を制作、「バットダンス」(同1位)を大ヒットさせる。翌年、再び映画&サントラ盤『グラフィティ・ブリッジ』に挑戦。新バンド、ザ・二ユー・パワー・ジェネレーションを結成し、91年『ダイアモンズ・アンド・パールス』、翌92年『ラヴ・シンボル』を大ヒットさせたのは記憶に新しい。『サイン…』はタイトル曲に顕著な社会的、精神的なテーマが随所に見られる、彼の天才ぶりを発揮した最高傑作ともいうべき2枚組、ファンクの佳曲「ハウスクェイク」やシーナ・イーストンとのデュエットでヒットした「ユ一・ガット・ザ・ルック」など、彼の音楽的多様陛に舌を巻く。レヴォルーションを率いて、とりあえずロック寄りのスタンスからメジャー・シーンに切り込んできたプリンスが、バンドを解散し、本性むきだしにしながらプログレッシヴなファンク魂を全編にぶちまけた名作だ。本盤から、オクラ入りとなってしまった幻の『ブラック・アルバム』、そして『LOVESEXY』へと連なる時期のプリンスは本当に鬼気迫るものがあった。ひたすら求道的な、超えがたいオーラに圧倒される。
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