音楽サークルSEA SPARROWS東京

U2~音楽サークルSEA SPARROWS東京

U2

アイルランドの生んだ世界的なグループ、U2が結成されたのは1976年、彼らがまだ10代半ばのことだった。ラリー・シューレン(ds)がダブリンの学校の掲示板にメンバー募集を告知、集まった中から、オーディションでボーノ・ヴォックス(vo)、ジ・エッジ(g)、アダム・クレイトン(b)の3人が選ばれたのだった。彼らは79年、3曲入りのEPrU23」でアイルランド国内デビュー。チャートNo.1にのし上がった勢いにのって、ロンドンでクラブ・サーキットを行う失敗する。しかし、80年アイルランド・ツアーを成功させ、セカンド・EPrアナザヽ-・デイ」もヒット。再びイギリスへ進出し、シングル「イレヴン・オ・クロック・チック・ドック」でデビューを果たす。さらにアイルランドの国民性と彼らの若さを全面に押し出したアルバム『ボーイ』をリリース、全英、全欧、アメリカ東海岸でツアーを行った。翌81年には「ファイアー」「グローリア」の2枚のシングルを初めて全英でチャート・インさせ、セカンド・アルバム『アイリッシュ・オクトーバー』を発表。アイルランド紛争に刈する姿勢を明確に打ち出し、独自のサウンドを確立したこのアルバムは、全英で25万枚をセールス、彼らの人気は急激に高まっていった。83年「ニュー・イヤーズ・デイ」が初の全英トップ10入り。サード・アルバム『WAR(闘)』も初登場全英No.1となり、タイトルどおり感情をストレートに表現する彼らの存在は次第に大きなものになっていく。83年ライヴ・アルバム『ブラッド・レッド・スカイ(四騎)』をリリース。84年にはブライアン・イーノをプロデューサーに迎え、スケール・アップした『焔』を発表。これも初登場全英No.1となり「プライド」がシングル・ヒットしている。その後、ツアーを行いながら、ボーノは自分のレーベル、Motherを設立、プロデューサーとしても活動。エッジは映画『Captve,』のサウンドトラックを手がけた。そして87年、約2年半ぶりに『ヨシュア・トゥリー』をリリース。より歌詞の重要陛を強調したこのアルバムからは「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」「終わりなき旅」が全米NO1のヒットとなり、アルバム自体も全英、全米でNO1、全世界で1500万枚をセールスする大ヒットとなった。88年秋には彼らのツアー・ドキュメンタリーを映画イ匕そのサウンド・トラックともなったライヴ・テイクと新曲で構成された『魂の叫び’』をリリースする。ここにはボブ・ディランやB・B・キングも参加、「ディザイアー」「エンジェル・オブ・ハーレム」がシングル・ヒットしている。91年にはこれまでになく濃厚に愛を歌った『アクトン・ペイビー』を発表して話題を呼んだ。『ヨシュア・トゥリー』はプロデューサーにブライアン・イーノ、ミキサーに初期の作品のプロデューサーでもあったスティーヴ・リリイホワイトを起用。そのムダを取り除いたサウンドは、結果としてシリアスな歌詞をより強調することになった。全世界で1500万枚という驚異のセールスを記録したこのアルバムの成功で、U2は世界のロック・シーンの頂点へと上りつめた。それまでは、いわゆる黒っぼさをかけらも感じさせることがなかったボーノが、周囲の同世代アーティスト達の趣味に触発されたのか、本盤で初めてブラック・ミュージックへの関心を、ほんの少しだけれども、ちらつかせはしめた。この試行錯誤は次作『魂の叫び』で全開となるのだが、ゴスペルやR&Bに対す捐童憬と、やはりそうはなりきれない諦めの間を行きつ戻りつ……その切実で、でもどこかクールな逡巡がいい。ザ・バンドみたい。
エルヴィスプレスリー
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ロックンロールについて
ザ・バンド
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ザ・タイム
U2
スティーヴ・ウィンウッド
ニール・ヤング
ZZトップ
80年代から90年代のロックシーン