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カルチャー・クラブ~音楽サークルSEA SPARROWS東京

カルチャー・クラブ

カルチャー・クラブが結成されたのは、1981年。ヴォーカルのボーイ・ジョージは当時すでにD』としてロンドンのクラブ・シーンでは知られた存在だった。ジョージは一時、バウ・ワウ・ワウに参加するすぐに脱退。そんな彼のもとへ集まってきたのが、マイケル・クレイグ(b)、ジョン・モス(ds,per)、ロイ・ヘイ(g>key)の3人だった。彼らは82年、シングル「ホワイト・ボーイ」でデビュー。サード・シングルにあたる「君は完璧さ」が大ヒットとなり、アルバム『ギッシング・トウ・ビー・クレバー』も全英5位にランクされた。続くシングル「タイム」も3位になるヒット。美しく化粧した顔と三つ編みの髪をトレードマークにしたボーイ・ジョージの中性的な魅力を中心に、彼らはイギリスの人気者になっていった。翌83年には、アメリカでも「君は完璧さ」が全米2位になるヒット。カルチャー・クラブはデュラン・デュランやユーリズミックズらと共に第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンといわれ、MTVでの圧倒的な相乗効果も手伝ってアメリカでのマーケットを獲得していった。この年、それまでのシングル曲がすべて全米トップ10入り。10月にはヘレン・デリーをメンバーに迎えてセカンド・アルバム『カラー・バイ・ナンバーズ』をリリースする。この中からシングル・カットされた「カーマは気まぐれ」は全英、全米でN0。1となり、カルチャー・クラブはその絶頂期を迎える。84年にはグラミー賞の最優秀新人賞を受賞。3作目の『ハウス・オン・ファイヤー』を発表する。このアルバムからは、反戦のメッセージを歌ったシングル「戦争のうた」が全英2位になったものの、アルバム自体は期待に反して評判が悪く、セールス的にもぱっとしなかった。86年、前作を反省して、シンプルでパワーアップしたサウンドを目指した『ラグジャリー・トウ・ハート・エイク』を発表。ところがリリース直後に、ボーイが麻薬不法所持で逮捕され彼らは活動停止を余儀なくされた。87年、ペスト・アルバム『ディス・タイム』のリリースと時を同じくしてボーイ・ジョージがソロとして復活。シングル「エヴリジンク・アイ・オウン」が全英でみごとNO1となり、初ソロ・アルバム『ソールト』を発表する。88年にはホモセクシュアルに関する法案に反刈するシングル『ノー・クロウズ28』をリリースし、放送禁止の騒ぎとなった。同年『告白への扉』、89年には『ボーイフレンド』という2枚のアルバムをヨーロッパと日本で発表。アメリカではこの2作からのナンバーをピックアップした『HHat』をリリースしている。また、ジョン・モスはハートビートUK、ロイ・ヘイはディス・ウェイ・アップを結成したが、目立った動きはしていない。レゲエのリズムにのったホップ・チューン「君は完璧さ」が全世界で650万枚の大ヒット、これを収めた『ギッシング・トウ・ビー・クレバー』も300万枚のセールスを記録した。当時ロンドンで流行していたフアンカラティーナやカリプソ、ダブなどの要素を取り入れたホップな感覚が、ボーイ・ジョージの妖しいまでの美しさとあいまって、彼らの人気に火をつけたのだった。人間、のっているときには持てる力の120パーセントぐらいが一気に集中して発揮できたりするものだ。ボーイ・ジョージにとっては、それが『ギッシング・トウ・ビー・クレバー』と『カラー・バイ・ナンバーズ』のころだったんだろう。彼は今もけっして悪くないセンスを持ったシンガーでありソングライターだけれど、このときの彼は向かうところ敵なしの神がかり的パワーに満ちていた。第2次英国侵攻期を代表するホップな名盤だ。
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