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ブルース・スプリングスティーン~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ブルース・スプリングスティーン

ロックン・ロールの未来を見た。その名はブルース・スプリングスティーン!ロック評論家のジョン・ランドウは、若き日のブルース・スプリングスティーンのライヴを見て、雑誌にこう書いた。そしてそんな彼の予言は見事に的中した。ブルース・スプリングスティーンは今やザ・ボズと呼ばれ、アメリカン・ロックのヒーローとなっているのだから。ブルース・スプリングスティーンは1949年9月23日にニュージャージー州ホイットフィールドに生まれた。9歳のときにテレビでエルヴィス・プレスリーを見て、ロックン・ロ-ルに強く惹かれるようになる。そして13歳でギターを手にした彼は、66年から自己のグループを結成し、地元であるニュージャージーのアズベリー・パ-クあたりで活動していた。当時のバンド仲間に後に彼の片腕になるスティーヴ・ヴァン・サンド(g)がいた。その後オーシャン州立大学に進学するが、中退し、ヴィニー・ロペス(ds)、ダエー・フェデリシ(key)達とチャイルド(後にスティール・ミルと改名)を結成。同バンドでフィルモアに出演する。71年にスプリングスティーンはヴァン・サンド、ロペス、フェデリシにゲイリー・タレント(b)、クラレンス・クレモンズ(sax)というメンバーでブルース・スプリングスティーン・バンドを結成、72年にCBSと契約する。73年1月に『アズベリー・パ-クからの挨拶』でデビュー。翌74年にはストリート・バンド(メンバーはフェデリシ、タレント、クレモンズ、ロペス、デヴィッド・サンシャス)と共にレコーディングした『青春の叫び』をリリース、どちらも好評を得たものの、セールス的には成功しなかった。そんな彼がブレイクしたのは75年に『明日なき暴走』をリリースしてから。口イ・ビタン(p)、マックス・ウェインパーク(ds)が新たにグループに参加し、ヴァン・サンドも復帰したこのアルバムは全米3位の大ヒットとなった。その後マネージャーの訴訟問題に巻き込まれたりしたが、『闇に吠える街』(78年)、『ザ・リバー』(8年)、『ネブラスカ』(82年)と、意欲作をリリースしていった。そして84年に発表した『ホーン・イン・ザ・U.S.A.』が記録的な大ヒットとなり、彼は国民的ヒーローになっていった。また86年には何とLP5枚組のライヴ・アルバム『ザ・ライヴ』をリリース。3枚組以上の作品では初めてという、初登場No.1を記録する。87年には『トンネル・オブ・ラヴ』をリリースするが、その後Eストリート・バンドを解散し、彼はしばらく沈黙期間に入る。だが92年、『ラッキー・タウン』『ヒューマン・タッチ』という2作を同時に発表し、見事に復活している。『ザ・リバー』は89年に発表された2枚組大作。彼のアルバムとしては初めて全米No.1を記録している。青春の痛みを切々と歌った「ザ・リバー」や全米5位のヒット曲となった「ハングリー・ハート」など、ブルースのメッセージがダイレクトに伝わってくる充実した作品になっている。野性的で、それでいてとても優しい彼の魅力が余すところなく凝縮された傑作だ。Eストリート・バンドとのコンビネーションも最高潮に達している。ブルースにとって重大な転機になったという意味では『明日なき…』を、人気が頂点を極めた瞬間という意味では『ホーン・イン…』を、それぞれ代表作として挙げるのがまっとうかも。が、作品自体の密度、パワー、スピード感、あらゆる面でピークを形成しているのが本盤だ。ロックン・口-ルの精陣を本能的に体内にしたためた男が自由に伸びf申びと持ち味を発揮。敬愛するロック・ヒーローたちへの熱いオマージュが散りばめられている。
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