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トッド・ラングレイ~音楽サークルSEA SPARROWS東京

トッド・ラングレイ

ポップス界に天才・鬼才と呼ばれる人は数多くいるが、真の天才と呼べるのは、このトッド・ラングレンをおいて他にいないだろう。彼はまさにポップの化身ともいうべきアーテイストだ。1948年6月22日、ペンシルヴアニア州フィラデルフィアで生まれたトッドは、4歳で家にあったピアノを弾き始め、8歳でギターを弾き始めるという、早熟少年であった(性格的には個人主義の問題児だったそうだが)。64年ごろにはビートルズやローリング・ストーンズに影響され、エレクトリック・ギターでロックをプレイするようになっていった。67年にウッデヤーズ・トラック・ストップというバンドに参加するがすぐに脱退し、力ーソン・ヴアン・オステン(b)、エドワード・ハントン(key)、トム・ムーニー(dS)と共に自分のバンド、ナツズを結成する。翌年、アイドル・バンドとしてデビユーしたナツズは、69年に解敗するまでに3枚のアルバムを発表し、トツドの代表曲「ハロ―・イツツ・ミ―」もこのころからのレパ―トリ―だつた。トツドはまた69年ごろからプロデユ―スやエンジニアの仕事も手掛けるようになつていつた。73年ごろ、ドットはライヴ・バンドとしてユートピアを結成。その後はソロ活動とユートピアの活動を並行して行うようになる。ソロではビートルズやビーチボーイズ、ヤードバーズをそっくりそのままカヴァーした『フェイスフル』(76年)や、ひとり多重録音コーラスによる『ア・カペラ』などといった話題作、そしてユートピアでは『アナザー・ライヴRA/太陽神』などといった名作をリリースし、現在も精力的に活動を続けている。『ハロー・イッツ・ミー』(原題はSomethng/Anythng)は72年に発表された2枚組の大作で、ドットの初期のベストしてファンの間で評価の高い作品だ。前2作がランド名義でリリースされていたので、このアルバムがトンドのソロ名義としては初めてのアルバムということになる。ここからは新ヴァージョンの「ハロー・イッツ・ミー」(全米5位)、「アイ・ソー・ザ・ライト」(同16位)というヒット曲も生まれた。LPでいうサイドDの7曲以外はすべてドットのワンマン・レコーディングによって作られており、彼の音楽的才能が見事に発揮された作品になっている。ちなみにサイドDにはブレッカー・ブラザーズ、リック・デリンジャー、エイモス・キャレットといった名うてのミュージシャン達が参加している。一口にホップと言ってもいろいろある。超ストレートに、キャッチーで肌触りのいいサウンドにアプローチした作品から、ひとひねり、ふたひねりの果てにそうしたサウンドへと行き着いたものまで。後者の代表選手がトッドだろう。屈折したポップスに対する美学は後続のアーティスト達に少なからぬ影響を与えている。濡れた歌声もいい。
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