音楽サークルSEA SPARROWS東京

ピンク・フロイド~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ピンク・フロイド

ピンク・フロイドの歴史こそまさにプログレッシヴ・ロックの歴史である。彼らの作り出すサウンドはプログレッシヴ(前進する)そのものだった。1965年、ロンドンのリージェント・ストリート建築工芸学校に通っていたロジャー・ウォーターズ(b)、リチャード・ライト(key)、ニック・メイスン(ds)が意気投合し、他に3人のメンバーを加えてバンドを結成。これがピンク・フロイドの原形となる音楽性が定まらず、半年で解散してしまう。そこでロジャー、リチャード、ニックの3人はシド・バレット(vo、g)、ボブ・クローズ(g)を加えて、ザ・ピンク・フロイド・サウンドという名前のバンドを新たに結成する。だがボブはすぐに脱退し、それをきっかけにバンド名をピンク・フロイドに変え、65年の末ごろから本格的な活動を始める。幻想的なオリジナル曲をライト・ショウで演出する彼らのステージはロンドンで評判となり、67年2月にEMレコードと契約。シングル「アーノルド・レイン」でデビューし、これが全英トップ20に入るヒットとなる。またセカンド・シングル「シー・エミリー・プレイ」、デビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』がどちらも全英6位のヒットとなり、彼らの人気も一躍上昇した。だがこのころからシドの精神状態が思わしくなくなり、奇行が目立ち始め、結果的に彼は演奏活動が不可能になってしまった。そこで彼らは68年にデイヴ・ギルモア(g、vo)を招くそれと前後してシドは自然脱退となり、ピンク・フロイドは新たなるスタートをきる。そして彼らはより幻想的で、宇宙的なサウンドを展開し、『ウマグマ』(69年)『原子叱母』(70年)『おせっかい』(71年)などといった傑作を次々と発表し、ブログレッシヴ・ロックの雄となっていった。73年には彼らの最高傑作と名高い『狂気』を、79年には大作『ザ・ウォール』を発表し、いずれも全米no1を記録する大ヒットとなるが、83年、『ファイナル・カット』発表後、ロジャーがバンドとしての限界説を理由に活動停止を宣言。ピンク・フロイドもそのまま解散かと思われた。しかし86年にロジャー抜きの3人が中心となってピンク・フロイドを復活させ、87年にアルバム『鬱』を発表。バンド活動を拒否したロジャーとの間で裁判沙汰にまでなったが、それも解決し、これまでにない規模のワールド・ツアーも行い、ピンク・フロイド健在を印象づけた。『狂気』は73年に発表された彼らの最高傑作。世界各地でチャートのNO1を言己飼1し、何とビルボード誌のアルバム・チャートに570週連続でランク・インするという、前人未踏の大ロング・セラーにもなり、ギネス・ブックにも公認された。レコーディングに9か月もかけたとあってその完成度は非常に高く、彼らのメッセージが崇高な芸術となって表現されている。心臓の鼓動の音から始まる「スピーク・トウ・ミー」からラストの「狂気日食」までを一気に聴かせてしまうそのサウンド・ワールドはまさに完璧というはかない。1曲が長いしくどいしドラマチックすぎる。でも本盤に入っている「マネー」と、79年のアルバム『ザ・ウォール』収録の「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール」は例外的に愛聴した。なぜかって?だって米ヒット・チャートでトップ20ヒットシングルなんだもん(笑)。
エルヴィスプレスリー
ジェイムス・ブラウン
ビートルズ
ビーチボーイズ
ジミ・ヘンドリックス
ボブ・ディラン
スライ&ザ・ファミリー・ストーン
フィル・スペクター
レッド・ツェッペリン
カーティスメイフィールド
アニマルズ
チャック・ベリー
レイ・チャールズ
サム・クック
ザ・フォー・シーズンズ
バディ・ホリー
リトル・リチャード
ザ・ローリング・ストーンズ
ロックンロールについて
ザ・バンド
ジェフ・ベック
ビー・ジーズ
デビット・ボーイ
ザ・バーズ
カーペンターズ
シカゴ
エリック・クラプトン
グリーテンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング
ドゥービー・ブラザーズ
ドアーズ
イーグルス
マーヴィン・ゲイ
グランド・ファンク・レイルロード
ジェファンソン・エアプレイン
エルトン・ジョン
ジェニス・ジョプリン
キャロル・キング
キング・クリムゾン
ザ・キングス
ジョニ・ミッチェル
ヴァン・モリソン
ニルソン
ピンク・フロイド
ラスカルズ
オーティス・レディング
ルー・リード
スモーキー・ロビンソン
トッド・ラングレイ
サンタナ
サイモン&ガーファンクル
Tレックス
ジェイムス・テイラー
タワー・オブパワー
ザ・ベンチャーズ
ザ・フー
スティーヴィー・ワンダー
フランク・ザッパ
ロックの黄金時代
ザ・クラッシュ
ジョージクリントン
フィル・コリンズ
カルチャー・クラブ
アース・ウインド&ファイアー
ダリル・ホール&ジョン・オーツ
ガイルズ・バンド
マイケル・ジャクソン
ビリー・ジョエル
キッス
ジョン・レノン
リトル・フィート
マドンナ
ボブ・マーリィ
ポール・マッカートニー
クイーン
ロキシー・ミュージック
レオン・ラッセル
ボズ・スギャッグス
セックス・ピストルズ
ブルース・スプリングスティーン
スティーリー・ダン
トーキング・ヘッズ
ヴァン・ヘイレン
ワム!
70年代から80年代のロックシーン
ベイビーフェイス
ボン・ジョヴィ
エルヴィス・コステロ
ピーター・ガブリエル
ガンズ・アンド・ローゼズ
ガイ
ジェフ・リン
メタリカ
ニルヴァーナ
プリンス
パブリック・エナミー
RUN-D.M.C
スティング
ザ・タイム
U2
スティーヴ・ウィンウッド
ニール・ヤング
ZZトップ
80年代から90年代のロックシーン