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スティーヴ・ウィンウッド~音楽サークルSEA SPARROWS東京

スティーヴ・ウィンウッド

スティーヴ・ウィンウッド(vo,akey)は、1948年イギリスのバーミンガムに生まれた。早くから音楽に親しみ、兄のジャズ・バンドでピアノを弾いたりしていたが、63年、スペンサー・デイヴィス・グループに参加。彼らは一躍人気バンドとなるものの、ウィンウッドは67年に脱退、デイヴ・メイソン(g)、ジム・キャパルディ(ds)、グリス・ウッド(sax)とトラフィックを結成する。トラフィックはデビュー・シングル「ペイパー・サン」がヒットし、アルバム『ミスター・ファンタジー』も好評だったが、『トラフィック』(68年)と『ラスト・エグジット』(69年)をリリース後ー時解散。ウィンウッドはエリッタークラプトンらとブラインド・フェイスを結成する。しかし、このバンドもアルバム1枚を残し、解散。彼はジンジャー・ペイカーズ・エアフォースに参加しながら、ソロ・アルハcムの制作にとりかかる。この過程で再びキャパルディ、ウッドと合流、70年にトラフィックを復活させ、『ジョン・バーレイコーン・マスト・ダイ』をリリースする。その後メンバーの変動を経ながら、ライヴ盤『ウェルカム・トウ・ザ・キャンティーン』やジャケットが六角形の『ザ・ロウ・スパーク・オプ・ハイヒールド・ボーイズ』(ともに71年)をリリース、トラフィックのサウンドを確立させた。73年にはジャマイカ録音の『シュート・アウト・アット・ザ・ファンタジー・ファクトリー』とワールド・ツアーのライヴ盤『オン・ザ・ロード』を発表する力’f、74年の『ホエン・ジ・イーグル・フライス』をリリースした後、このプリテッシュ・ロックの名バンド、トラフィックは解散するウィンウッドは、トラフィック復活後も、レオン・ラッセルやマディ・ウォーターズらのアルバムにゲスト参加したり、テン・イヤーズ・アフターのアルヴィン・リーとデュエット・アルバムを作ったりしていたが、解散後は数々のセッションに参加。なかでも日本のパーカッショニスト、ツトム・ヤマシタのプロジェクトGOへの参加は注目を浴びた。77年、初のソロ・アルバム『スティーヴ・ウインウッド』をリリース。80年にはプロデュース、録音、演奏まですべてひとりで手がけた『アーク・オブ・ア・ダイバー』を発表した。シングル「ユー・シー・ア・チャンス」の大ヒットもあって、このアルバムはベスト・セラーを言己録。続く『トーキング・バック・トゥ・ザ・ナイト』(82年)からも「青空のヴァレリー」「イン・ザ・ゲーム」といったヒットを生んでいる。86年には円熟味の漂う『バック・イン・ザ・ハイ・ライフ』を、87年にはニュー・ヴァージョンを含むベスト・アルバム『クロニクルズ』をリリース。さらに88年ブルージーな雰囲気の『口-ル・ウィズ・イット』、90年『リフュジーズ・オブ・ザ・ハート』と、大人のロックとでもいうべき渋い作品を発表して高い人気を保っている。すべてを自身で手がけた前2作とうってかわって、ナイル・ロジャース、チャカ・カーン、ショー・ウォルシュといった多彩なゲストを迎えて作られた『バヽンク・イン・ザ・ハイライフ』。長いキャリアに裏付けられた余裕と自身が随所にみなぎっている。まるで黒人のように歌える天才白人少年だった彼も、すでにキャリア30年。わが道を行く孤高のブルー・アイド・ソウル・アーティストへと成長した。そんな充実した姿を聞かせてくれる1枚だ。本人が心底大好きなR&Bの様式にもはやしばられることなく、自由に自分の音楽をクリエイトして。でも、それがしっかりR&B的な肌触りをたたえていて。白人だ黒人だを超越した、素晴らしいソウル・ミュージックがここにはある。
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