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ニール・ヤング~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ニール・ヤング

時代や流行に流されることなく、自己のスタイルを貫き通し、自らのメッセージを歌に込めて歌い続けるーニール・ヤングはまさに孤高のシンガー・ソングライターである。ニール・ヤングは1945年11月12日、カナダのトロントで生まれた。14歳で両親が離婚、母親に引き取られた彼はウィニペグに移り、そこでバンドを組んだりして、音楽活動を始める。やがてトロントに戻った彼は、フォーク・クラブなどで歌っていたそのころにスティーヴン・スティルス、リッチー・フューレイ、ジョニ・ミッチェルらと知り合う。その後彼はマイナー・バースというグループに加入するが陽の目を見ず解散。66年、同グループのブルース・ハマーと共にロサンゼルスで活動していたスティルス、フューレイのもとを訪れ、バッファロー・スプリングフィールドを結成する。このバンドは3枚のアルバムをリリースし、その後のアメリカン・ロック・シーンに大きな影響を与えるが、68年に解散する。そこでヤングはソロ・シンガーとしての活動を始め、69年に『ニール・ヤング』でデビュー。そのレコーディング中に知り合ったラルフ・モリーナ(dS)、ビリー・タルボット(b)、ダニー・ウィットン(g)の3人から成るロケッツというクループにクレイジー・ホースという名前を付け、彼らをバックに『ウィズ・クレイジー・ホース』を2週間でレコーディング。その後彼らと共に活動するようになる。その一方でヤングはスティルス、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュと共にクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングのメンバーとしても活動するが、このスーパーグループは2年程の短命に終わった(CSN&Yは74年、88年に再結成している)。ソロ・アーティストとしては『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』(70年)、『ハ一ヴェスト』(71年)、『今宵その夜』(75年)などの名作をリリース。75年以降はスティルスとスティルス・ヤング・バンドを結成したり(アルバム1枚で解散)、ニュー・ウェイヴ系のアーティストと交流を持ったり、エレクトロニクスに傾倒したり、ロカビリー・アルバムを作ったりと、様々なサウンドに挑戦目活題を呼んだ。8年代後半からは再びアグレッシヴなメッセージをシンプルなサウンドに乗せたワイルドな活動を展開、92年にはアコースティカルな『ハ一ヴェスト・ムーン』を発表目活題を集めた。『ウェルド~ライヴ・イン・ザ・フリー・ワールド』は91年の初めに行われたヤングとクレイジー・ホースのステージの模様を収めたCD2枚組ライヴ・アルバム(ギターはポンチョ・サンペドロ)。「ヘイ・ヘイ、マイ・マイ」「シナモン・がール」「ライク・ハリケーン」「今宵その夜」などといったヤングにとって重要なナンバーが次々と、パワフルなサウンドで演奏されていく。20年以上も活動を共にしているだけあって、そのサウンドのまとまりは圧倒的だ。贅肉をそぎ落とし、ソリッドにたたみかけてくる彼らの迫力は壮絶の一言に尽きる。ヤングの歌声も、すべてのものを超越した、真の心の叫びとして聴くものに迫ってくる。ニール・ヤングには大雑把に分ナて3つの顔かおる。ひとつは名作『ハ-ヴェスト』に代表される哀愁を帯びたアコースティカルな顔。ふたつめはエレクトロニクスを大胆に導入した82年の『トランス』などで見られる実験的な顔。そして、もうひとつが本盤などであらわにするハードなロックンローラーとしての顔。そんなふうに表現形態をくるくる変えながらも、しかし、すべての根底に彼ならではの生々しい叫びが共通して横たわっている。
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