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ザ・フー~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ザ・フー

1960年代半ばに吹き荒れたブリティッシュ・ビート旋風の中心であり、パンクの原点として今なお絶対的な人気を集めるロック・バンド、ザ・フー。彼らの歴史は、61年にロンドンで結成されたディトゥワーズから始まった。ピート・タウンゼント(g,vo)、ロジャー・ダルトリー(VO)、ジョン・エントウィッスル(b)のオリジナル・フーの3人にダグ・サンデン(dS)を加えた布陣で活動した彼らは63年、バンド名をザ・フーと改め、フォンタナ・レーベルと契約。64年7月、ハイ・ナンバーズの名で初のレコーディングを行い、シングル「アイム・ザ・フェイス」「ズート・スーツ」をリリース、モッズ族に高い人気を得た。同年10月に彼らのステージに乱入し、熱狂的ドラミングを披露したことが縁でキース・ムーン(dS)がその後正式にメンバーとなる。翌65年1月、ザ・フーとしてデッカ・レコードからシングル「アイ・キャント・エクスプレイン」(全英8位)でデビュー、ギターやドラムを叩き壊す過激なステージ・パフォーマンスでも話題を呼んだ。そんな彼らの人気を決定的にしたのがロックの名曲として知られる第3彈シングル「マイ・ジェネレーション」(同2位)。同年12月のファースト・アルバム『マイ・ジェネレーション』発表時にはイギリスで一番注目されるバンドになっていた。67年、初のアメリカ・ツアーを敢行し「恋のマジック・アイ」を初の全米トップ10ヒットとしたザ・フーは、6月、モントレー・ホップ・フェスティヴァルに出演。イギリスのみならずアメリカでもその人気を不動のものとする。69年5月には彼らの名を音楽史に残すロック・オペラ『トミー』を発表。伝説的なウッドストックとワイド島の両フェスティヴァルにも出演し、三大ロック・フェス参加を達成、ライヴ・バンドとしての名声も確立した。その後も精力的な活動を続け、71年に代表作のひとつ『ブース・ネクスト』を、73年にはロック・オペラ第2弾『四重人格』を発表。このころからメンバーのソロ活動も活発に行われるようになる。74年に米MCA/英ホリドールと契約し『ロックン・ロール・ゲーム』(75年)、『フー・アー・ユー』(78年)などを大ヒットさせたが、78年9月7日、キース・ムーンがドラッグ多用で急死してしまう。窮地に立った彼らは元フェイセズのケニー・ジョーンズを加え、翌79年5月にロンドンのレインボー・シアターの再スタート・ライヴで復活。またこの年、バンドの集大成的なヒストリー映画とサントラ盤『キッス・アー・オールライト』を発表し脚光を浴びた。しかし、そんな彼らも82年、アメリカ・ツアーを最後に解散してしまう。その後85年7月、ライヴ・エイトで再結成。89年には活動25周年を記念したリユニオン・ツアーを行い、翌90年4月に再結成ライヴ・アルバム『ジョイン・トゥゲザー』を発表した。『ブース・ネクスト』は躍動感あふれるリズム・ギターを中心とした硬質でワイルドなハード・ロック・サウンドカ々筒喫できる。ヘヴイ・メタルとは一線を画す緊張感のある名盤として知られている。シングル・ヒットした「ババ・オライリイ」や「無法の世界」で聴かれる、リズム楽器的なシンセサイザーの使い方は当時誰もしていなかった革新的な方法として名高い。ザ・フーの動く姿を初めて見たのは69年に行われた伝説のロック・フェスティヴァルの模様を言丿彖した映画『ウッドストック』でだった。マイクをぶんぶん振り回したり、楽器を楽器と思ってないような演奏を展開したり。正直、圧倒されたものだけれど。そんな爆発的なライヴにおけるエネルギーをスタジオヘとまるごと持ち込むことに成功した初のアルバムだ。デビュー盤『マイ・ジェネレーション』ともどもー生に一度は耳にしたい作品。
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