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ザ・バーズ~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ザ・バーズ

様々なロック・サウンドに先陣をきって挑戦しながらアメリカン・ロックの方向性を示したザ・バース。錚々たるミュージシャンを輩出し、音楽界に影響を与え続けてきた偉大なるロック・バンドのサウンド。しかし、この実力派集団もその個性が裏目に出てメンバー・チェンジが激しく、バンド活動は長続きしなかった。1964年、ジム・マッギン(g,vo)を中心にシーン・クラーク(vo,tam,g)、デヴィッド・クロスビー(g.vo)、グリス・ヒルマン(b,vo)、マイク・クラーク(ds)の実力派5人によって結成されたザ・バ一ズは、ビートルズとボブ・ディランの結合を目標に65年1月、ディランの「ミスター・タンブリン・マン」を録音。トレードマークともいえるジムの12弦ギター・サウンドが印象的なこの曲はSからデビュー・シングルとしてリリースされ。、見事全米No.1(65年8月)に輝いた。この年同名のファースト・アルバムも発表し、フォーク・ロックブームを巻き起こした彼らは65年末、第3弾シングル「ターン・ターン・ターン」をリリース、再び全米No.1を獲得する。しかし、この商業的成功はそれ以後継続されることはなかった。66年、「霧の8マイル」(全米14位)を含むサード・アルバム『霧の5次元』でフォーク・ロックからの脱却を試みたギター・サウンドを展開したザ・バーズからシーンが脱退する。67年、従来のジム主導型ではなくデヴィッドクリス中心で4作目『昨日よりも若く』を発表し解散説を吹き飛ばすが、10月にそのデヴィッドが脱退(その後クロスビー、スティルス&ナッシュを結成)。彼の後釜としてシーンが再加入するが3週間で脱退し、マイクもグループを去る。残されたロジャー(ジムを改名)とグリスは68年に『名うてのバード兄弟』を完成させた。この作品は批評家には高く評価されたもののセールス的には成功しなかった。グラム・パースンズ(key,vo)の参加を機に6作目『ロデオの恋人』(68年)でカントリー・ロックのスタイルを確立したザ・バースであったが、今度はそのグラムとグリスがグループを去る。唯一のオリジナル・メンバーとなったロジャーは、クラレンス・ホワイト(g)、ジョン・ヨーク(b)、ジーン・パーソンズ(ds)の布陣で69年に7作目『バード博士とバイト氏』と同名映画のタイトル曲を含む『イージー・ライダー』を発表。その後もライヴとスタジオ録音の2枚組『タイトルのないアルバム』(70年)でバース・サウンドを確立するが、『バードマニア』『ファーザー・アロング(ともに71年)はパッとせず、72年にとうとう11枚のアルバムを残して解散してしまう。73年、1枚限りということでオリジナル・メンバーが集まり『オリジナル・バース』(同20位)を発表。その後何度も再結成が噂されている。この『オリジナル…』は65年から67年に発表されたシングルを集めた編集盤で80年にリリースされた。アメリカン・ロックを今まさに形作ろうとしているザ・バースを聴くことができる。後にトム・ペティによって「ロックン・ロール・スター」がカヴァーされるが、現在のインディ一系バンドに与えた影響も明白だろう。ビートルズ登場以降のアメリカ音楽シーンを象徴するようなバンドだ。アメリカ版ビートルズといった趣のデビュー当時から、徐々にフリー・ジャズやインド音楽などの影響をたたえたサイケデリックなアプローチを聞かせるようになるまで、活動初期の彼らの変遷ぶりが本盤でざっと追体験できる。初期の彼らはシングル・ヴァージョンとアルバム・ヴァージョンがかなり違った仕上がりになっており、その辺も聞き逃せない。
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