音楽サークルSEA SPARROWS東京

レオン・ラッセル~音楽サークルSEA SPARROWS東京

レオン・ラッセル

レオン・ラッセルは、その哲学者的な風貌やダミ声とは裏腹に、「マスカレード」「ソング・フォー・ユー」「スーパースター」などといった美しいメロディーを持つ作品を数多く世に送り出している、アメリカを代表する偉大なシンガー・ソングライターのひとりである。彼は1941年4月2日、オクラホマ州ロウトンで生まれ、タルサで育った。3歳でクラシック・ピアノを習い始めた彼は、次第にホップ・ミュージックに惹かれるようになり、14歳で自分のバンドを結成、ナイト・クラブで演奏していたという。58年にプロのミュージシャンを目指しロサンゼルスに移った彼は、それから約10年間はスタジオ・ミュージシャンとしてクリスタルズ、ライチャス・ブラザ・-ズ、ハープ・アルパート&ティファナ・ブラスらのセッションに参加した。68年にテキサス出身のシンガー・ソングライター、マーク・ベノとアサイラム・クワイアーズを結成して自己の活動を始めた彼だった商業的には成功しなかった。そのころ彼は夫婦デュオのデラニー&ポニーと出会い、彼らのセッションに加わる一方、周辺のミュージシャン達とラッセル・スワンプと呼ばれるファミリーを形成していった。そして彼の存在が一躍有名になったのが70年。ショー・コッカーのために総勢40名を超えるマット・ドッグス&イングリッシュメンを組織して全米ツアーを行い、大成功を収めてからだ。そのツアーをきっかけに知り合ったイギリス人プロデューサー、デエー・コーデルと共にシェルターというレコード会社を70年に設立し、同年初ソロ・アルバム『ソング・フォー・ユー』をリリースする。エリック・クラプトン、スティーヴ・ウィンウッド、ジョージ・ハリスンらが参加した同アルバムは大きな話題を呼び、ソロ・アーティストとしても俄然注目を集めるようになっていった。71年にはバングラデシユ救済コンサートに出演して話題となり、72年には彼の最大のヒット作『カーニー』をリリース、全米2位を記録し、シングル・カットされた「タイトロープ」も11位のヒットとなった。その後も73年にはユーモラスなカントリー・アルバム『パンク・ウィルソンズ・バック』、74年には当時まだ無名だったギャップ・バンドと共演した『ストップ・オール・ザット・ジャズ』など話題作を続々と発表するが、75年の『ウイロ・ザ・ウイスフ』発表後デュー・コーデルとのコンビを解消、新たにパラダイス・レコードを設立するが、その後は比較的地味な活動となってしまっている。『ウイロ・ザ・ウイス』は75年に発表された、シェルター・レコードでの最後の作品。スティーヴ・クロッパーやドナルド・タック・ダンといったMGズのメンバーや』・』・ケールらが参加し、リラックスしたスワンプっぽいサウンドが収録されている。収録曲の「ブルーバード」はレオンの代表曲のひとつとなったほか、「レイデイ・ブルー」は全米14位という大ヒットとなり、後にジョージ・ベンソンもカヴァーしている。またこのアルバムに参加しているキーボード奏者のマリー・マクレアリーと76年に結婚、『ウェディング・アルバム』(!)なる作品もリリースしている。元ビートルズのジョージ・ハリスンが71年、ニューヨークのマディソン・スクェア・ガーデンで行った大規模なチャリティ・イヴェントの模様を収めた映画「バングラデシュのコンサート」で、最高の輝きを放っていたのがレオン・ラッセルだった。妙に鋭い目つきで、マイクの上にヒゲを乗せるようにしながらモゴモゴ歌う彼に、独自のソウルフルな歌心を感じた。そんなソウル・センスを穏やかな肌触りのサウンドに湘す込ませた名作が本盤だ。
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