音楽サークルSEA SPARROWS東京

ビー・ジーズ~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ビー・ジーズ

長男のバリー(47年9月1日生)と双子の弟のロビンとモーリス(49年12月22日生)……ディスコ全盛期に音楽業界の頂点に君臨したビー・シースの勇姿を記憶に留める者はいまだに多い。しかし、それはギブ三兄弟がたどってきた長く輝かしい道程のほんの一通過点にすぎない。イギリスに生まれ、小さいころから音楽活動をしていたギブ三兄弟は、1958年、オーストラリアに移住し、63年に「3つのキス」をリリース。その後数々のヒット曲を放ち、66年には最優秀オーストラリア・グループに輝いた。67年、イギリスに戻った3人はアトコ・レコードと当時としては破格の25万ドルで契約し、オーストラリア人のコリン・ピーターセン(dS)とヴィス・メロニー(g)を加えた5人組でデビュー・アルバム『ザ・ビー・シース・ファースト』を発表。「ニューヨーク炭鉱の悲劇」(全米14位)ほか2曲をヒットさせ、ティーン・ホップ・アイドルとして絶大なる人気を獲得した。翌68年の『ホリソンタル』からも初期の代表曲といわれる「マサチューセッツ」(同11位)他2曲が大ヒットし、独特のコーラス・ハーモニーや哀愁漂う美しいビー・シース・サウンドは世界的に認知された。69年にソロ活動のためにロビンが脱退し、しばらく低迷期にあったビー・シースだったが、ロピン復帰後の71年に発表した『ロンリー・デイ』で見事復活。タイトル曲(同3位)をヒットさせ、次のアルバム『トラファルガ-』(71年)からも「傷だらけの日々」を彼ら初の全米No.1とした。黄金時代の第二幕を開けた3人は、73年にRSOレコードへ移籍する。大物アリフ・マーティンをプロデューサーに迎えた『ミスター・ナチュラル』(74年)以後、独自のメロディーの美しさを損なわずによりリズムを強調したサウンドへと移行した彼らは、75年の『メイン・コース』から「シャイヴ・トーキン」を、翌76年の『チルドレン・オブ・ザ・ワールド』からは「ユー・シュッド・ビー・ダンシング」をそれぞれ全米No.1とし、全世界で3千万枚を売り上げた77年の『サタデー・ナイト・フィーヴァー』で音楽シーンの頂点に立つ。このサントラ盤から「愛はきらめきの中に」「ステイン・アライヴ」「恋のナイト・フィーヴァー」をNO.1シングルとした彼らは、オリジナル・アルバムとしては初の全米No.1作品『失われた愛の世界』(79年)からもタイトル曲と「哀愁のトラジディ」「ラヴ・ユー・インサイド・アウト」を全米NO1とし、6曲連続NO1の言己飼1を達成した。また作曲ノプロデュース面で脂が乗りきっていたバリーは、末弟アンディ・ギブや他のアーティストにも曲を提供し、この時期数々のNO1ヒット曲を生み出した。その後ワーナーに移籍し、87年に6年ぶりのアルバム『E.S.P.』を発表した彼らは、89年に『ONE』をリリース。現在も元気に活躍している。6(犀杙や70年代前半から半ばまでの初期ビー・ジーズの代表曲を収録した『ザ・ベスト!』。このヒット曲ばかりの全20曲を聴けば、メロディー・メイカーとしての彼らの才能に感嘆するはずだ。ちなみに「ブロードウェイの夜」(全米7位)はあのファルセット・ヴォイスを使った初シングルだった。ちょっとチャート・マニア的な情報をひとつ。1978年の3月、バリー・ギブが全米トップ5に4曲(ビー・シースの「ナイト・フィーヴァー」と「ステイン・アライヴ」、サマンサ・サングの「エモーション」、アンデイ・ギブの「ラヴ・イズ・シッカー・ザン・ウォーター」)、彼のプロデュース作品を送り込んだ。かのベイビーフェイスでさえ、92年に3曲をトップ5に送り込んだのが最高。バリーの偉大なクリエイターぶりを示すエピソードだ。
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