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ザ・ベンチャーズ~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ザ・ベンチャーズ

テケテケテケテケッという印象的なギター・、フレーズ。モズライト・ギターから奏でられるティストーション・サウンド。ドライヴ感覚あふれる、シンプルかつメカニカルなドラム。キャッチーでホップなメロディー・ライン……。このギター・インストゥルメンタル・グループが日本の音楽界に与えた影響は計り知れないほど大きい。ベンチャーズはもともと、ワシントン州シアトルで出会ったボブ・ボーグル(g,ノーキー・エドワーズ加入後はb)とドン・ウィルソン(g)のふたりが1959年に結成したギター・デュオであった。地元のクラブで活動し始めた彼らはすぐにドラマーのホーウィ・ジョンソンとリード・ギタリストのノーキー・エドワーズを迎え入れ、、ドンの母親が所有するブルー・ホライズン・レーベルから1枚のシングルをリリースした。この曲は地元ですぐにヒットし、これを機にバンドはドルトン・レコードと契約を結ぶことに成功する。この曲こそ60年8月に全米チャート第2位を記録した記念すべき名曲「ウォーク・ドント・ラン(急がば廻れ)」であった。ベンチャーズの長く輝かしい歴史が、このときから幕を開けたのである。その後の活躍は順調すぎるほどであった。60年代中ごろまでに、「ライダ・-ス・イン・ザ・スカイ」「木の葉の子守唄」「ダイヤモンド・ヘッド」「2000バウンド・ビー」などを次々とヒットさせていった。63年、バンドにとって大きな転機が訪れる。交通事故に遭ったホーウィに代わり、新ドラマーにメル・テイラーを加入させたのだ。しかし、災い転じて福となす、とはまさにこのことで、メルのドライヴ感あふれるドラミングはベンチャーズ・サウンドをさらにグレード・アップさせた。ベンチャーズ史上最強のラインナップオリジナル・フォーにの4人による活動期間が最強の4人組となったベンチャーズはなおも「悲しき闘牛」「ウォーク・ドント・ラン’64」といったヒット曲を出し続け、名盤『ノック・ミー・アウト!』(65年)やTVシリーズ『バットマン』や『ナポレオン・ソロ』のテーマ曲で有名な『バットマン』などの質の高いアルバムを作り続けた。65年にはこの最強メンバーで初来日し、日本各地で熱狂的に支持される。彼らの来日公演によって日本にエレキ・ブームが巻き起こったのは有名な話である。その後、数回のメンバー・チャンジを経験しながらも今なお活動を続ける現役グループ、ベンチャーズ。毎年のように来日を果たし、各地で多数の観客を動員する彼らのパワーはいまだ衰えることを知らないようだ。『ノック・ミー・アウト!』は、ベンチャーズの黄金期を象徴する最高傑作(通算15枚目)。65年2月にリリースされ、全米31位を記録した。ビートルズの「アイ・フィール・ファイン」から始まる全12曲に駄作はなく、中でも「10番街の殺人」は60年代中期の最高傑作曲とされている。セッション・キーボードベンチャーズというと、日本っぽいエキゾチックなメロディーをエレキ・ギターで奏でる歌のない歌謡曲的なバンドだと思っている若い音楽ファンも多いかもしれない。けど、とんでもない。連中は見事なロックン・ロール・ユニットだった。そんな事実を力強く再認識させてくれる1枚だ。多重録音を駆使した凝りに凝った音源と、屈強のドライヴ感がたっぷり味わえる。特に歌心あふれるノーキー・エドワーズの驚異のギター・テクは感涙もの。
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