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ピーター・ガブリエル~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ピーター・ガブリエル

ピーター・ガブリエルは1950年、ヴィクトリア王朝の流れを組む貴族の家に生まれた。音楽好きだった彼は、パブリック・スクールで知り合ったトニー・バンクス(key)らとザ・ガーデンを結成。元ジ・アノンのマイク・ラザフォード(b)らと合流して、67年ジェネシスの母体となるバンドが誕生する。68年、ジェネシスと名乗るようになった彼らはシングル「ザ・サイレント・サン」でデビュー。69年にアルバム『ll世紀』を発表する。メンバーを変えながら、プログレッシヴ・サウンドへ傾倒していき、70年、『侵入』をリリース。ピーターはキング・グリムソンのロバート・フリップをはじめ多くのミュージシャンと親交を深めていく。翌71年には『怪奇骨董音楽箱』を発表、72年から始まったツアーでは仮面や奇抜な衣装をつけたピーターのパフォーマンスが話題を呼んだ。続く2枚のアルバムでプログレッシヴ・ロック・バンドとしての地位を不動にしたジェネシスは、74年にロック・オペラふうの大作『H玄惑のブロードウェイ』を発表。翌75年にかけて行われた大がかりなツアーも評判をよんだが、ツアー終了後、ピーターはジェネシスを脱退する。ジェネシスを抜けた後の彼は、しばらく家族と田舎に引きこもって暮らしていたが、77年にソロ・アルバム『ピーター・ガブリエル』をリリースして活動を再開。このアルバムで親密度を増したロバート・フリップがプロデューサーとなり『ピーター・ガブリエル』(78年)を制作する。またケイト・ブッシュをはじめ他のアーティストの作品にも多くゲスト参加した。80年に『ピーター・ガブリエルⅢ』をリリースしたころから、世界の民族の交流を訴えるようになった御盆、その考えを推し進め、82年、WOMAD(WorldOfMuscArtsANo.1Dance)という組織を発足させ、大規模なフェスティバルを開催、参加したミュージシャンを集めてオムニバス・アルバム『MuscANo.1Rhythm』を制作した。また自身のアルバム『ピーター・ガブリエルV』も発表、「ショック・ザ・モンキー」をヒットさせている。83年ソロとしては初のライヴ・アルバム『プレイス・ライヴ』のリリース後も、映画のサウンドトラックやチャリティ・アルバム、他人のプロデュースと精力的に活動。86年には傑作『SO:ピーター・ガブリエル』をリリースする。このアルバムはシングル・カットされた「スレッジハンマー」とともに全英全米で旄1を獲得、彼を世界のシーンへと押し上げた。その後もエスニックなサウンドを洗練させて積極的に取り入れていく一方で、アムネスティ・インターナショナルへの参加など民族交流のための活動にも力を注いでいる。89年、自己のレーベル、リアルワールドを設立、その第1弾として映画『最後の誘惑』のサントラ『最後の誘惑:パッション』を制作。92年には久々にオリジナル・アルバム『US』をリリースした。『SOピーター・ガブリエル』は、彼にとってエポック・メイキングなアルバムとなった。「スレッジ・ハンマー」をはじめ4枚のシングル・ヒットを生み、セールス的にも大きな成功を収めた。ゲストもケイト・ブッシュ、ユッスー・ンドゥール、ジム・カー、リチャード・ティーと実に多彩だ。切れ味とかスピード感とか声質の面で、何だかもっちゃりしてるような気がして。ぼくはこの人のアルバムをあまり日常的には聞かないのだけれど。そうは言っても、新作が出るたび、彼のすごさを肌で実感するのも事実。この人の開かれた感覚によって押し広げられたホップ・ミュージックの可能性には、ぼくも確かにずいぶんとお世話になっているようだ。アフリカをはじめとするエスニック音楽に対するアプローチも刺激的。
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