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シカゴ~音楽サークルSEA SPARROWS東京

シカゴ

ブラス・ロックというジャンルを確立し、ロックにジャズやクラシック、ファンクなどの要素を大胆に取り入れたサウンドでシーンに衝撃を与え続けたシカゴ。彼らはアメリカが生んだ偉大なグループのひとつである。最近はホップなバラード・グループになってしまった彼らの作り上げたサウンドは今でも燦然と光り輝いている。60年代後半、デポール大学の学生だったウォルター・パラザイダー(sax)とデリー・キャス(g、vo)が出会い、ミッシング・リンクスというクループを結成する。これにダエエル・セラフィン(ds)、ジェームズ・パンコウ(tb)、ロバート・ラム(key、vo)、リー・ローナン(tp)、ピーター・セテラ(b、vo)が加入わり、シカゴの母体ができていった。1967年に彼らはプロデューサー、ジェイムス・ガルシオと出会い、彼の提案でグループ名をシカゴ・トランシット・オーソリティと変え、69年に『シカゴの軌跡』でデビュー。ブラスやインプロヴィゼイションを大胆に取り入れたサウンド、メッセージ色の強い歌詞、デビュー盤としては異例の2枚組などで話題を呼び、「いったい現実を把握している者はいるのだろうか?」「ビギニングス」がベスト10に入るヒットとなりー躍注目を集めるようになった。その後彼らはシカゴとグループ名を変え、70年の2作目『シカゴと23の誓い』から77年の『シカゴX』まで10作連続ベスト10位入りするという快挙を成し遂げ(しかもそのうち4作が2枚組以上)、「サタデイ・イン・ザ・パーク」(全米3位)、「愛ある別れ」(同1位)などといったヒットを飛ばし、アメリカを代表するグループヘと成長していった。だが78年1月23日、デリー・キャスが拳銃の暴発事故で他界してしまうという悲劇に見舞われ、後任にドニー・デイカスを加え再出発をはかるも、グループは徐々に失速していく(ドニーは79年に脱退)。そこで彼らは82年にビル・チャンプリンを新メンバーとして参加させ、デヴィッド・フォスターをプロデューサーに招いてアルバム『ラヴ・ミー・トゥモロウ(シカゴ16)』をリリース。ピーター・セテラが歌うバラード「素直になれなくて」が見事全米NO1を獲得し、復活を遂げた。その後彼らはギターのグリス・ピニックを加えグループをさらに強化するが、85年にピーターがソロとして活動していくために脱退。再びグループに危機が訪れたが、新ヴォーカリストにジェイソン・シェフを迎え、現在も元気に活動中だ(90年にはダエエル・セラフィンが脱退するが、後任にトリス・インボーデンが加入している)。『シカゴの軌跡』は彼らのデビュー・アルバムで、デビュー盤としては異例の2枚組、グループ名はまだシカゴ・トランシット・オーソリティである。ジャズやクラシックの要素を大胆に取り入れ、当時ブラス・ロックと呼ばれた、ホーン楽器が縦横無尽に活躍するそのサウンドは今聴いても十分に新しい。デリー・キャスのワイルドなギターとヴォーカルも聴きものだ。「イントロダクション」「いったい現実を把握している者はいるのだろうか?」「ビギュングス」「クエスチョン67/68」など名曲ぞろいである。50年代にはロックン・ロールの花形だったホーン楽器。が、その後、60年代半ば、ビートルズの登場とともに花形の座をギターに奪われてしまった。そんな悲劇のホーン楽器が起死回生の復活を遂げたのが70年前後のブラス・口ックなるキャッチフレーズのもと、ブラッド・スウェット&ティアーズ、チェイス、ドリームス、ライトハウスなど、かっちょいいホーン入りバンドが次々登場した。シカゴはその中で最もホップなやつらだった。
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