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エルヴィス・コステロ~音楽サークルSEA SPARROWS東京

エルヴィス・コステロ

1954年、エルヴィス・コステロはロンドン郊外のパディントンで生まれた。学校卒業後、コンピューター技師として働きながらフィリップ・シティというバンドを結成。76年にはソロ・アーティストとして活動を始める。インディ・レーベルの先駆けとなるスティッフ・レコードと契約した彼は、77年3月にシングル「レス・ザン・ゼロ」でデビュー。続いてセカンド・シングル「アリソン」、アルバム『マイ・エイム・イズ・トゥルー』をリリースする。シニカルな詩と卓越したメロディーを生み出す、ユニークなキャラクターは、ニュー・ウェイヴの代表として注目された。ライヴ活動のためのバンド、ジ・アトラクションズを結成し、ニック・ロウらスティッフのアーティストと共にツアーを行った後、78年に『デイス・イヤーズ・モデyk』を発表、全英4位にランクされる。79年には『アームド・フォーセス』をリリース、シングル「オリヴァーズ・アーミー」とともに全英2位を獲得する年彼のR&B、ソウル趣味を反映した全20曲収録の『ケット・ハッピー』、81年には『トラスト』をリリースと、精力的に活動。また同年全曲カントリー・ナンバーの『オールモスト・ブルー』を制作し、大きな話題を呼んだ。82年、ポール・マッカートニーのお気にいりエンジニア、シェフ・メリックをプロデュサーに迎え、ホップな『インペリアル・ペッドルーム』を発表。ロバー卜・ワイアットに「シップビルディング」を提供したのもこの年だ。83年、ジ・インポスターの名義で「ピルズ・アンド・ソープ」をリリース。さらにホーン・セクションを加えるなど華やかさを増した『パンチ・ザ・クロック』を発表、シングル「エヴリデイ・アイ・ライト・ザ・ブック」が初の全米トップ40入りする。84年には前作のホップ路線を踏襲した『グッバイ・クルエル・ワールド』を制作、グリル・ホールやスクリッティ・ポリッティのグリーンとのデュエットも披露した。その後弾き語りによるソロ・ツアーを行ったコステロは、85年、Tホーン・バーネットとデュオ、ザ・カワード・ブラザーズを組み、シングルをリリース。またザ・ホークスのベーシスト、ケイト・オリオータンと結婚した。86年、ザ・コステロ・ショウの名義で『キング・オブ・アメリカ』をリリース、ここではシンプルで豊かな彼ならではのサウンドを展開。同年暮れにはエルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズとして『ブラッド・アンド・チョコレート』を発表、通好みのシブいヴォーカルを聴かせている。さらに2年半という期間をおいて、89年には『スパイク』をリリース、久々にホップなチューンを披露。91年にも力強い『マイテイ・ライク・ア・ローズ』を発表するなど、精力的に活動を続けている。『スパイク』はハリウッド、ニュー・オーリーンズ、ダブリン、ロンドンの4か所で録音された、コステロ12枚目のアルバム。シブいロックン・ロールアルバムが2作続いた後で、ここではホップなナンバーを展開している。ポール・マッカートニーとの共作「ヴェロニカ」「バッズ・ポウズ・アンド・クロウズ」が収められているのも注目だ。大手のワーナーへの移籍第1弾だったせいもあってか、自らの中に渦巻く幅広い音楽性をブ気にぶちまけたような、やみくもな、混沌とした勢いあふれる1枚だ。まるて頒鬱症のように、外側に向かって開かれたアノ少ヾムとひたすら内へ内へと向かう内省的なアルバムとを交互に出し続けるコステロだが、これは外側に向かったほうの代表作、鋭利で、毒があって、そして何よりも美しい。シニカルなユーモアのセンスも相変わらずだ。
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