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ガイルズ・バンド~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ガイルズ・バンド

シンプル&パワフル、ホット&ワイルドー』.ガイルズ・バンドはアメリカを代表する、ヒップなロックン・ロール・バンドだった。1967年、マサチューセッツ州ボストンで、』.ガイルズ(g)、ピーター・ウルフ(vo)、マジック・ディック(hca)、ダユー・クライン(b)、スティーヴン・ブラッド(ds)という5人が集まり、』.ガイルズ・ブルース・バンドを結成する。69年にはバンド名を』.ガイルズ・バンドに変え、キーボードのセス・ジャストマンが加入し、その後14年間にわたる不動のラインナップが揃った。ブルースやR&Bを基調とした熱いロックン・ロール・サウンドは地元で評判となり、アトランディック・レコードと契約。71年にデビュー・アルバム『デビュー!』をリリースし、アメリカのローリング・ストーンズと評判になる。その後『モーニング・アフター』(71年)、『フル・ハウス』(72年)、『ブラッドショット』(73年)、『招かれた貴婦人(73年)。を発表、そのライヴ・パフォーマンスにも人気が集まって、マディソン・スクエア・ガーデンのヘッド・ライナーをつとめるにまでなったが、セールス的なビッグ・ヒットは生まれなかった。そこで彼らは『悪夢とビニール・ジャングル』(74年)でホーン・セクションを加えてよりタイトなサウンドを目指したり、『モンキー・アイランドの噴火』(77年)ではバンド名をシンプルにジャイルズとするなど様々な試行錯誤を行ったが、これといった成功は得られなかった。78年にバンドはに移籍、よりホップでダンサブルな方向を目指すようになる。そして81年にリリースした「フリーズ・フレイム」とシングル「墜ちた天使」がどちらも全米N0.1を記録し、デビュー10年で名実共にトップ・バンドになっていったのである。ところが83年、ピーター・ウルフが突如バンドを脱退し(何度もステージに穴を開けたりして、バンドをクビになったらしい)、スティーヴン・ブラッドとセス・ジヤストマンがヴォーカルを取るかたちで『ヒップアート』をリリースするが、カリスマ的人気を誇っていたウルフを失って人気も失速し、85年にベスト・アルバム『フラッシュバック』が発表されるも、その後ほとんど開店休業状態になっている。『狼から一撃!』は76年にリリースされた、『フル・ハウス』に続く彼らの2作目のライヴ・アルバム(2枚組)。彼らの地元であるボストン、そしてデトロイトでのライヴ・パフォーマンスが収録されている。ライヴには定評のある彼らだけに、その演奏のノリの良さはバツグン。特に帰ってこれてうれしいぜというボストンでのMCから始まり、観客を煽りながら次第に熱くなっていくピーター・ウルフのヴォーカルは圧巻だ。演奏されているのは彼らの代表曲ばかりだが、デトロイトのステージではシュプリームスの「愛はどこへ行ったの」がカヴァーされているというのも興味深い。彼らが最高のライヴ・バンドであることを証明するアルバムだ。またもや個人的な話ですが。席代を通じて、ストーンズよりもフェイセズよりもぼくがずっとずっと好きだった永遠のB級ホワイトR&Bバンドがこいつら。80年6月の初来日のときは4日間あった東京公演全部に通いつめたっけ。ライヴ本編はほぼ1時間程度で鮗了。そのあと、何度も何度もアンコールで出てきて(最高9回!)、全長2時間半くらい。不器用で、だからこそ痛快なアメリカン・クラブ・バンドの心意気がここにある。
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