音楽サークルSEA SPARROWS東京

アニマルズ~音楽サークルSEA SPARROWS東京

アニマルズ

アニマルズは、ブリティッシュ・ビート・グループの黄金期に最も男らしくてタフなR&Bサウンドを聴かせた、歴史に残るグループである。アニマルズの誕生は、1962年にエリック・バードンがイギリスのニューキャッスルを中心に活動していたアラン・プライス・コンボに加入したことに端を発する。翌63年にエリック・バートン(vo)、アラン・プライス(key)、ヒルトン・バレンタイン(g)、チャス・チャンドラー(b)、ジョン・スティール(ds)という5人組の本格派R&Bグループとして頭角を現した彼らは64年にUKロック・シーンの重要人物であるミッキー・モストにその実力を見い出され。、EMコロムビアより「ペイビー・レッド・ミー・テイク・ユー・ホーム」でメジャー・デビュー。その年の夏にセカンド・シングル「朝日のあたる家」(全英・全米1位)を大ヒットさせ、人気グループ朗中間入りを果たした。3枚目のシングル「アイム・クライング」(全英8位、全米19位)もヒットし、64年の秋には英米でデビュー・アルバム(収録曲は5曲ほど異なる)を同時リリースした彼らは、その後も「悲しき願い」(同4位、同15位)や「悲しき叫び」(同4位、同32位と着実にヒット作を生むが、アランがソロ活動のためにグループを脱退してしまう。65年6月の初来日時には元マイク・コットン・バンドのデイヴ・ロウベリーが参加していた。アランの脱退後も「朝日のない街」(同3位、同13位)や「イッツ・マイ・ライフ」(同4位、同23位)などのヒット曲を生み出したアニマルズは、66年にデッカ・レコードへ移籍する。だがこの年、ヒット曲を放つもののエリックを除く他のオリジナル・メンバーがグループを脱退してしまう(チャスが後にジミ・ヘンドリックスのマネージャーとなり、彼を世に送り出したのは有名な話)。ここにオリジナル・アニマルズは実質上の解散を迎えた。残されたエリックは新しいメンバーを迎え入れ、エリック・バートン&ジ・アニマルズとしてアメリカのMGMから再デビューを果たす。活動拠点をアメリカに移した彼らはサイケデリックなサウンドを駆使し「サンフランシスコの夜」(67年、全米9位)などのヒット曲を発表した。68年にはアニマルズとしては二度目の来日公演を実現させるが、日本側プロモーターとのトラブルから途中帰国をしてしまい、その後呆気なく解散してしまう。その後、オリジナル・アニマルズはたびたび再結成され、これまでに3枚のアルバムがリリースされている。『ベスト』は88年にリリースされたコンピレーション盤。デビューからデッカ移籍までのアニマルズ全盛期にイギリスのEMコロムビアから発表された代表作14曲を網羅した充実のベスト・アルバムだ。サム・クック(2曲目)やジョン・リー・フッカー(3曲目)、チャック・ベリー(4・11曲目)、レイ・チャールズ(13曲目)など、エリック・バートンの敬愛するアーティストのカヴァー曲が彼らの音楽性を物語っている。時代とともにブリティッシュR&B→サイケデリック・ロック→ファンクという歩みをたどったエリック・バートンだが、やはり最も充実した手応えを残したのは本ベストに収録された初期のころ。「朝日のあたる家」はもともとボブ・ディランもレパートリーにしていたフォーク・ソング。それをアニマルズがロック的な解釈でヒットさせたのを聞いて、ディランが再びロックを意識し始めたのだとか。この曲の果たした役割は想像以上にでかい。
エルヴィスプレスリー
ジェイムス・ブラウン
ビートルズ
ビーチボーイズ
ジミ・ヘンドリックス
ボブ・ディラン
スライ&ザ・ファミリー・ストーン
フィル・スペクター
レッド・ツェッペリン
カーティスメイフィールド
アニマルズ
チャック・ベリー
レイ・チャールズ
サム・クック
ザ・フォー・シーズンズ
バディ・ホリー
リトル・リチャード
ザ・ローリング・ストーンズ
ロックンロールについて
ザ・バンド
ジェフ・ベック
ビー・ジーズ
デビット・ボーイ
ザ・バーズ
カーペンターズ
シカゴ
エリック・クラプトン
グリーテンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル
クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング
ドゥービー・ブラザーズ
ドアーズ
イーグルス
マーヴィン・ゲイ
グランド・ファンク・レイルロード
ジェファンソン・エアプレイン
エルトン・ジョン
ジェニス・ジョプリン
キャロル・キング
キング・クリムゾン
ザ・キングス
ジョニ・ミッチェル
ヴァン・モリソン
ニルソン
ピンク・フロイド
ラスカルズ
オーティス・レディング
ルー・リード
スモーキー・ロビンソン
トッド・ラングレイ
サンタナ
サイモン&ガーファンクル
Tレックス
ジェイムス・テイラー
タワー・オブパワー
ザ・ベンチャーズ
ザ・フー
スティーヴィー・ワンダー
フランク・ザッパ
ロックの黄金時代
ザ・クラッシュ
ジョージクリントン
フィル・コリンズ
カルチャー・クラブ
アース・ウインド&ファイアー
ダリル・ホール&ジョン・オーツ
ガイルズ・バンド
マイケル・ジャクソン
ビリー・ジョエル
キッス
ジョン・レノン
リトル・フィート
マドンナ
ボブ・マーリィ
ポール・マッカートニー
クイーン
ロキシー・ミュージック
レオン・ラッセル
ボズ・スギャッグス
セックス・ピストルズ
ブルース・スプリングスティーン
スティーリー・ダン
トーキング・ヘッズ
ヴァン・ヘイレン
ワム!
70年代から80年代のロックシーン
ベイビーフェイス
ボン・ジョヴィ
エルヴィス・コステロ
ピーター・ガブリエル
ガンズ・アンド・ローゼズ
ガイ
ジェフ・リン
メタリカ
ニルヴァーナ
プリンス
パブリック・エナミー
RUN-D.M.C
スティング
ザ・タイム
U2
スティーヴ・ウィンウッド
ニール・ヤング
ZZトップ
80年代から90年代のロックシーン