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ビリー・ジョエル~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ビリー・ジョエル

典型的なニューヨーク子、ビリー・ジョエルは1949年、ニューヨークのブロンクスに生まれた。小さいころからピアノを習い始め、14歳で初めてのバンド、エコーズを結成。クラブでピアノを弾き続けていた。68年、ザ・ハッスルズのメンバーとなり『TheHassles』でデビュー。翌年第2作を発表するが、解散。ハッスルズのドラマーだったジョン・スモールとアッティラを結成し、『ATTLA』をリリースするが、話題にならず、これも解散。一時はロック評論家として生計を立てていた。71年ソロとしてデビュー。72年に『コールド・スプリング・ハーバー』を発表するが、契約問題がこじれ、ロサンゼルスに移住。ビリー・マーティンの名前でピアノ弾きをしていたが、73年CBSと契約。『ピアノ・マン』で改めてデビューし、タイトル曲が全米で大ヒット。続いて『ストリートライフ・セレナーデ』(74年)、『ニューヨーク物語』(76年)と着実にリリースする。77年にはフィル・ラモーンをプロデューサーに迎えて、『ストレンジャー』を発表。「素顔のままで」「ムーヴィン・アウト」「若死にするのは善人だけ」「シース・オールウェイズ・ア・ウーマン」などが次々ヒットし、「素顔のままで」でグラミー賞の最優秀歌曲賞を受賞。マディソン・スクエア・ガーデンを3夜超満員にするスーパースターとなっていった。翌78年の『ニューヨーク52番街』は初の全米No.1を獲得。このアルバムからは「マイ・ライフ」「ビッグ・ショット」「オネスティ」といったヒットが生まれ、グラミー賞の最優秀アルバム、最優秀男性歌唱賞も受賞している。80年にはホップ歌手のイメージを払拭し、力強いロックン・ロール・アルバム『グラス・ハウス』を発表。この中の「ロックン・ロールは最高さ」が初の全米N0.1シングルとなり、アルバムも500万枚以上のセールスを記録、グラミー賞では最優秀男性ロック歌手を受賞した。81年、前年の大規模なワールド・ツアーの模様を収めたライヴ盤『ソングス・イン・ジ・アティック』をリリース、陽の目を見なかった過去の名曲を現代風によみがえらせている。82年オートバイの事故で右手親指と左手首を骨折し心配されたが、手術後アメリカの抱える社会的な問題に切り込んだ問題作『ナイロン・カーテン』を発表。83年には前作とはうってかわってリラックスしたホップ・アルバム『イノセント・マン』をリリース。これは長期ベストセラーとなり「あの娘にアタック」「アップ・タウン・ガール」などがヒットしている。85年、新曲2曲を含む初のベスト・アルバム『ビリー・ザ・ペスト』をリリース。翌86年の『ザ・ブリッジ』ではあこがれのレイ・チャールズとのデュエットを聞かせる。87年には念願の旧ソ連コンサートを敢行。さらに89年の『ストーム・フロント』でも全米No.1を獲得している。『イノセントマン』は、少年時代に影響を受けた、50年代のソウル、R&B、ロックン・ロールを下敷きにした作品集。といってもカヴァーではなく、全曲オリジナルだ。「あの娘にアタック」が全米NO.1になったほか、6曲がシングル・ヒットし、アメリカだけで600万枚以上をセールスしている。それまではむしろ都会派のジャズつぽいAORシンガーとして人気を博してきたビリー・ジョエルがそうした表層的なイメージを払拭し、本格的口ックン・ロールに挑戦した『グラス・ハウス』も素晴らしい1枚だったが、それと並ぶ名作が本盤だ。モータウン、スタックス・ソウル、ドゥワップ、フィラデルフィア・ホップなどなど、アメリカン・ポップスが最もいきいきと輝いていた時代に対するビリーからの熱いラヴ・レターという感じ。
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