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エリック・クラプトン~音楽サークルSEA SPARROWS東京

エリック・クラプトン

その卓越したテクニックでギターの神様と呼ばれ、いまだに人気の高いエリック・クラプトンは1945年3月30日、イギリスのリプリーに生まれた。63年のヤードバーズ加入を皮切りに、ブルースブレイカーズ(65年~66年在籍)や、ロック史上最強のトリオといわれたクリーム(66年~68年)でブルース・ギタリストとしての名声を築いたクラプトンはクリーム解散後、スティーヴ・ウィンウッドらとスーパーグループブラインド・フェイスを結成(アルバム1枚を残して69年に分裂)、その全米ツアーで知り合ったデラニー&ボニー&フレンズの協力で、70年に初のソロ・アルバム『エリック・クラプトン』を発表した。さらにこの年デレク&ドミノスを結成、オールマン・ブラザーズ・バンドのデュアン・オールマンとの壮絶なギター・パドルで有名な名盤『いとしのレイラ』をリリース、好評を博した。しかし、その後彼はジョージ・ハリスンの妻パティヘの愛、デュアンの死、メンバー間のトラブルによるバンド解散などが重なり、ヘロインに溺れるようになる。71年のバングラ・デシュ救済コンサート出演後、再起不能説も囁かれたが、73年1月にザ・フーのピート・タウンゼント、フェイセスのロン・ウッド、スティーブ・ウィンウッドらの協力で開かれたコンサートや、そのライヴ盤『レインボー・コンサート』を発表して復活の兆しを見せた。74年7月には、それまでのハードなギター・プレイからは想像もできないくらいレイド・バッグした問題作『461オーシャン・ブールヴァード』を発表、ワールド・ツアーで初来日も実現させ日本のファンを魅了した。その後もクラプトンはコンスタントにアルバムを発表し、76年8月にはボブ・ディランやザ・バンドを迎えた『ノー・リーズン・トウ・クライ』で余裕に満ちた音世界を確立、77年の『スローハンド』と78年の『バックレス』はともにプラチナ・ディスクを記録した。さらに80年には前年の武道館での来日公演の模様を収めた『ジャスト・ワン・ナイト』を発表し大ヒット(全米2位)させた。83年には、クリーム時代から長年在籍していたRSOレコードからワーナー・ブラザーズに移籍し、自己のレーベル、タック・レコードを設立。フィル・コリンズらをプロデューサーに迎えた『ビハインド・ザ・サン』(85年)、『オーガスト』(86年)など次々にアルバムを発表した彼は、88年11月にはデビュー25周年記念公演でエルトン・ジョン、ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーをともない八度目の来日を果たした。91年3月20日、最愛の息子コーンを転落事故で亡くしてしまい、再起が心配されたが、名ライヴ盤『24ナイツ』を発表、ジョージ・ハリスンとの来日公演で元気な姿も見せてくれた。さらに92年、MTVの人気番組のライブ盤『アンプラグド』の大ヒット(グラミー賞6部門受賞)で健在ぶりを示している。『461・・・』は74年7月に発表されたクラプトンの記念すべき復帰第1弾スタジオ録音作,レゲエ・ミュージックを世界中に広めた名曲「アイ・ショット・ザ・シェリフ」(ポブ・マーリイ作)とともに全米No.1を記録した。第2弾シングル「ウィリー・アンド・ザ・ハンド・ジャイヴ」も耳に心地よい名盤。今ではアルマーニに身を包み、すっかりダンディに変身したクラプトンも、この当時はジーンズにダンガリーのシャツが似合う、アメリカ南部に憧れるイギリスのにーちゃんだった。ゆるやかにうねりながら大きなグルーブをつむぎだす当時のクラプトン・サウンドは、オールマン・ブラザーズ・バンドら本場のサザン・ロックともどもレイド・バッグなどと呼ばれ人気を博した。ただし、大きなうねりの中に漂う哀愁はやっぱり英国ふう。
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