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ジョン・レノン~音楽サークルSEA SPARROWS東京

ジョン・レノン

ジョン・レノン(1940年10月9日生)の音楽活動は、イギリスのリヴァプールで56年に結成したスキッフル・バンド、クォーリーメンに始まる。このときのポールとの出会いが後にあの偉大なビートルズへと発展していった。ビートルズ活動中にオノ・ヨーコと出会った彼は、68年11月にふたりで発表した無修正ヌード・ジャケットで有名なアルバム『トゥー・ヴァージンズ』(全米124位)以来本格的に独自の活動を開始した。69年3月にヨーコと再婚したジョンは、5月に前衛的な『「未完成」作品第2番』(同174位)、11月には3月20日から7日間続けた愛と平和のベッド・インの模様を収めた『ウェディング・アルバム』(同178位)を発表した。さらにこの年7月にはプラスティック・オノ・バンドの名義で、ベッド・イン時録音の「平和を我等に」(全英2位、全米14位)で世界平和を訴えた。その後も平和活動と並行して10月にシングル「冷たい七面鳥」(全英14位、全米30位)、12月にはこのバンド(エリック・クラプトンなども参加)で9月に出演したトロントでのライヴ盤『平和の祈りをこめて』(全米10位)を発表。さらに、すでに崩壊寸前のビートルズの中にいて70年2月、プラスティック・オノ・バンド名義でのシングル「インスタント・カーマ」(全英4位、全米3位)をヒットさせた。ビートルズ解散のショックを乗り越えた彼は、70年12月に初のジョン・レノン名義のアルバム『ジョンの魂』(全米6位)を発表、両親への赤裸々な気持ちを歌った問題曲「毋」や「神」「ラヴ」などの名曲を生んだ。71年3月、シングル「パワー・トウ・ザ・ピープル」(全英7位、全米1位)を発表し、ヨーコと共にニューヨークに移住。9月には問題作『イマジン』(英米1位)を発表し、タイトル曲に代表されるその音楽の素晴らしさから世界中でヒットした。翌72年6月、久しぶりにふたりはメッセージ色の強い2枚組『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』(全英11位、全米48位)を発表。73年10月には『ヌートピア宣言』(全英13位、全米9位)やシングル「マインド・ゲームス」(全英26位、全米18位)で彼の理想世界を歌った。ヨーコと別居中の74年9月には『心の壁、愛の橋』(全英6位)とエルトン・ジョン参加曲「真夜中を突っ走れ」がともにソロ初の全米NO1を記録した。75年3月には名盤『ロックン・ロール』(英米6位)を発表その後、よりを戻したヨーコとの間に息子ショーンをもうけ主夫になるために音楽界を一時離れ、話題を呼ぶ。80年11月には、前作から5年9か月ぶりの待望のアルバム(ジョンとヨーコの復帰作)『ダブル・ファンタジー』と復帰第1弾シングル「スターティング・オーヴァー」(ともに英米1位)を発表するが、その直後の12月8日夜、自宅のダコタ・ハウス前でジョンは射殺される。平和を愛したこの革新的芸術家の衝撃的な死は世界中の人々を悲しませた。『ロックン・ロール』はジョンが影響を受けた50~60年代R&B曲のカバー集。「スタンド・バイ・ミー」(全米2(妝)をはじめ、オールディーズを歌うジョンの姿に彼のルーツであるロックン・ロール魂を再発見できるファン待望の名盤である。4曲をフィル・スペクター、他をジョンがプロデュースした。ジョン・レノンというと、特に死後、「イマジン」のイメージに代表される平和主義者的な面ばかり強調されるきらいがある。が、平和を愛する穏やかなシンガーである以前に、ジョンは何よりも素晴らしいロックンローラーだったのだ。そんな事実を思い知らせてくれるうれしい1枚だ。ちなみに、本盤には強力な海賊盤があって、そちらには正規盤では聞けないロネッツの「ビー・マイ・ペイビー」のカヴァーも入っている。困ったもんだ…。
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