全員集まれる日が無い場合
メンバー全員が社会人であったりすると、どうしても全員集まれるという日は確保しづらくなります。
しかし、そんなとき「全員集まれないなら別日にしようか」となってしまうのは大変もったいないです。
まず、いつになるか分からない別日を待つというのももったいないですし、それまで集まって練習しないというのはもっともったいないです。
全員集まれない場合は、集まれる人だけででも練習をしましょう。
例えばベースとドラムしか来れない場合でもリズムの練習ができますし、ギターとベースだけでもフレーズの確認ができます。
人がいないからこそできる練習というのがあるので、全員集まれずに時間を無駄にするのではなく、少しでも集まって細かい練習や確認をしましょう。
自主練が出来る楽器は積極的に練習
なかなか集まれないのに、スタジオに来てから曲を覚えるなど言語道断です。
自宅に楽器があって練習できる環境であるなら、絶対に自主練をしてから全員で集まりましょう。
また、曲を覚えたとしてもみんなで合わせることで出てくる問題点などもあるでしょう。
そういうときは、「次までにここまでできるようになろう」という宿題を、お互いに出し合うのも良いでしょう。
宿題をしてこなかった場合、スタジオ代を奢るであるとか、飲み物を奢るなどの小さな罰を課してみると、宿題に対するモチベーションも上がってよいのではないでしょうか。
録音して音源を共有
バンドの音は、演奏中はなかなか客観視することは難しく、問題点が見いだせないまま練習が終わることもしばしばです。
そういった事態を避けるためにも、練習中の音は録音するようにしましょう。
また、それをラインやメールでデータ共有して、みんなで聴くようにしましょう。
そうすることで、各々がどんな音を出しながら演奏しているかのイメージがしやすく、改善点も明確になります。
負担を強いらない
仕事の忙しさはその人の仕事それぞれです。
自分の仕事に余裕があっても、ほかのメンバーの人たちは
ギリギリのスケジュールでバンド活動をしているかもしれません。
よくある社会人バンドのトラブルが、仕事に余裕のあるメンバーが、
他の人たちにも同じような練習時間やバンド活動に時間を割くように要求してしまうことです。
もし自分にバンドと向き合える時間があるなら、
まずは周りを巻き込む前に、自分一人で行なえる活動を見つけて動いていきましょう。
学生時代のバンド活動とは別だと割り切って、活動していくことを忘れてはいけません。
スケジュールをリストアップしておく
社会人バンドの方々は、一ヶ月や二ヶ月単位で練習のスケジュールを決めておく事をお勧めします。
予めライブに向けてのバンド練習のスケジュールの見通しを立てるのにも有効ですし、
「この日は自分が調整すれば全員集まれそう!」といった具合に、
予め予定が分かっていれば、調整することが可能になるかもしれません。
それぞれの予定がある社会人にとって、早い段階でスケジュールを組んでおくということは、
スムーズにバンド活動をしやすい仕組みづくりにも繋がっていきます。
まとめ
確かに、時間のことなどに関して社会人がバンドを続けていくのは厳しい道のりかもしれません。
しかし、集まれないからこそできる練習もありますし、社会人というお金に余裕があるからこそできる音楽活動もあります。
社会人だからできない、ということを嘆くよりも、できることに目を向けて精いっぱい頑張りましょう。
きっといつか花開くときが来るかもしれません。