「土台」であり「空気」でもあるベース
音楽サークルにおいて、すべての楽器は重要な役割を持っています。その中でも、地味ながらもっとも重要な縁の下の力持ちがベースです。その名前の通り、音楽のあらゆる要素を成立させるための「土台」なのです。しかもここが奥深いところなのですが、ベースは土台のみならず、セッションという場そのものを増幅させる「空気」としての機能をも持っています。ほかの楽器の音と響きあうことで、それらの楽器の音を大きく膨らませてくれるのです。ついでにいうと、ちょっとしたミスも覆い隠してくれます。