小金井ロック研究会
10月に開かれた小金井首都圏父母懇談会の懇親会では、キャンパスを代表するサークルとして余興演奏を務めた小金井ロック研究会(以下愛称、ロッ研)。設立7年目の今年度、所属人数は113人に増え、小金井キャンパス最大規模の軽音楽サークルとして存在感を高めています。「“ロック研究会”という名前ですがジャンルは限定せず、音楽表現であれば何でも可。弾き語りをしている人もいれば、DJをやっている人もいるんですよ」と、人気を集める理由にもなっている活動概要を紹介するのは、昨秋部長に就任した野﨑さん。「部員が急速に増えているので、体制の整備や練習場所の確保など、課題もありますが」と、過渡期の難しい舵取りに奔走しています。バンド数は約60で、月に1回、都内のライブハウスを借りて日頃の練習成果を披露。今年度は初めてロッ研主催で、青山学院大学・日本大学の各軽音楽サークルとの3大学合同ライブも開催しました。「150人収容できる比較的大きなライブハウスを借りましたが、会場は満席で、とてつもない盛り上がりでした」と、充実した面持ちで振り返る小林さん。演出の主体となるコンサートマスターはどの大学が担うのか、費用分担はどうするのか。当時の渉外として、時にはロッ研幹部とも激しい議論を交わし最善策を模索しながら、各校との調整を重ねました。出場した中には、新たにメンバー構成したバンドも。ギター担当の中島さんは「音合わせでは毎回新しい音楽性の発見がありますが、ロッ研はライブごとにメンバーを変えることもできるので、その幅はさらに広がります」と、手掛けるジャンルを広げ、授業の合間を見つけては練習に励んでいます。練習は各自・各バンドのほか、パートごとにおいても実施。年度初めにはパートの講習会も開いています。「初心者も多いので、今年度ははじめの2カ月で約10回開きました」と、高度な演奏技術を持つ2年生の中でも一目置かれる柴さん。後輩のみならず先輩からもアドバイスを求められることもあり、「学年の垣根を超えて高め合える環境がある」と言います。「ロッ研の一番の魅力は雰囲気の良さ。上下関係のないアットホームな雰囲気だからこそ、仲間とともに好きな音楽を目標に向かって極められます」と、“ロッ研一熱い男”と慕われる前部長の萩原さん。「自分がこんなに熱くなるとは思わなかったんですが(笑)。音楽が好きで、大学時代に何かに打ち込みたいと思うなら、ロッ研はこの上のない場です」
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